今回のねえねえちょっとの質問は、実は案外勘違いしている方が多いケースです。
どう勘違いしているか、
質問の後に述べてみようと思います。
数年前に新居を建てて引っ越してきた隣の住人が昼夜を問わず、わが家の真横のベランダでたばこを吸います。
臭いや煙がわが家の全ての窓から入ってきます。
最近では壁やカーテンに臭いがついてしまい、窓を閉めていても不快です。
友人を呼んで一緒に吸うこともあります。
本当に困っています。
何かいい対処方法はないでしょうか。
さて、本当にたばこの臭いってダメな人はダメなんですよね。
実は僕も昔は喫煙者でしたが、
我儘喫煙者でもあって、タバコの煙、大っ嫌いだったんですよね。
自分が吸ったたばこの煙ですら・・・。
ですから自分の部屋でタバコ吸うの、
臭いが残るから、絶対嫌だったんですよね。
友人が来ても、
いやいや、臭いからここでは吸うな、と
禁煙させてたぐらいです。
まあ、当時から自覚していましたが特殊なケースだったとは思っています。
今はもう、全く吸っていませんが・・・。
と、話しが逸れてしまいましたが、
どう勘違いしているのか、
それは、
相手が迷惑かけていることを知っている、
もしくは、
どうにもならないと勝手に諦めている、
そんな勘違いをしているんです。
ちょっとだけ考えてみてください。
自分の家で自分の好きなことをしていて、
それが誰かに迷惑かけているなんて、
そんなこと、思ったりしますか?
例えば騒音とかだったらまだ分かります。
あっ、これは多分音大き過ぎるかな、
頭の片隅で、そんな考えが薄っすらと浮かび、
なんとなく居心地悪い感じがしたと思います、
とはいえ、あくまでも最初だけです。
苦情がでないなら、
あ、気のせいだったんだ、
と、勝手に自分の都合のいいように解釈してしまいます。
これは誰でもそうやってしまうものです。
では、そうならないようには
一体、どうすればいいのか?
気付かせてあげるんです、
困っている人がいるんですよ、と。
そうしないと、人って自覚しないんです。
そして、言われて初めて
えっ、マジで、めっちゃ迷惑かけていたんだと、
ここで初めて他人に迷惑かけていたことを自覚するんです。
本当に悪気があって行動している人なんて、
実はそうそういないんです。
相手との関係がない限り、
悪気なんて持ちようがないんですよね。
もちろん、相手との関係があるなら、
悪気があって行動するなんて、
当たり前のことです。
だって、嫌いな人に気を使うなんて、
そんなめんどい事、しますか?
同じ気を使うなら
自分の好きな人にこそ、
気を使いますよね。
と、また話が逸れてしまいました。
知らないであろう相手に、
困っている人が、
本当に困っています、
ですから、どうしましょう、
と、話し合いにもっていくんです。
そう相手に言われて、
話し合いに臨まない人なんて、
余程いないと思います。
お互いに、
負担にならないように、
気を使い過ぎないように、
ちょうどいい中間地点を
話し合いで模索していくんです。
そうすれば、
お互いにいい関係性を持てると思います。
相手に勝手に嫌われている、
そんな時って、
案外、そんなことが関係しているんです。
もし、
あれ、なんかちょっとおかしいな、
そう思うことがあるなら、
逆に相手に聞いてみるのもありだと思います。
ひょっとかして、なんかしちゃった?
と、相手に問いかけてみるんです。
教えてくれるはずです。
もしくは、
別になにもないですよ、
と、こちらの勘違いだったと、
それもまた、相手に教えてもらえるんです。
聞いたという事実がある以上、
それ以降気にする必要はありません。
これもまた、建設的ですよね。
相手に教えてあげる、
相手におしえてもらう、
そうやって、
建設的なこれからのことを話し合いで進めていく、
めんどいかもしれませんが、
これが最も確実な手段となります。
と、多分ですが、
今回のケースだと、
時間帯で区切るのが
最もお互いに負担がかからないのではないでしょうか?
そう思います。