今回も中日新聞の ねえねえちょっと に掲載された相談を考えてみたいと思います。
どうぞ、お付き合い下さい。
今回の内容は、この方が同居の義父(82)に「物を取った」と言われたとのことです。
以前から物事がうまく進まないと他人の責任にすることがあり、最近特に血縁以外は信用しないとのことです。
今のところ認知症とは診断されていませんが、今後の介護を考えると、この方一人で世話をする自信がないとのことです。
近くの義姉とはあまりよい関係ではなく、疑い深い性格の義父とどう付き合えばいいのか、悩んでいるとのことです。
なるほど、これは本当に難しい問題ですね。
義父に物を取ったと言われ、違うのに信じてもらえず、今後の介護を考えると、一人で世話をする自信もなくなってしまいますよね。
今でも疑い深い性格の義父なのに、この先、どう付き合っていけばいいのか悩んじゃいますよね。
では、一体、どうすればいいんでしょうね。
どうでしょう、まずは大まかに二つに分けて考えてみるのがいいんではないでしょうか?
今後の介護のこと、疑い深い性格の義父と付き合っていくこと、この二つに分けてみませんか。
まずは、今後の介護の事ですが、一人で世話をするのは難しいと思います。
家族で相談して、協力して介護していかなければ、抱え込み過ぎて、疲れ切っちゃうと思います。
今はあまりよい関係ではない義姉ですが、これを機会にして、関係を修復してみるのもいいのではないでしょうか。
義姉に色々義父の事を教えてもらうようにすれば、自然と関係も変わってくるかもしれません。
近くですので、関係さえ変われば、心強いですよね。
疑い深い性格の義父との付き合いですが、「物を取った」と言われたのは、今回が初めてだったんではないでしょうか。
疑われるのは本当にいい気分ではないですよね。
でも、義父にとっては、その物がなく、困ってるんですよね。
なら、どう付き合っていくか、ですが、一緒に探してみるのが一番いいんではないでしょうか。
実際義父は困っているわけですし、自分は取っていないわけですから、一緒に探す事によって、疑いが晴れるかもしれませんし、信用してもらえるかもしれません。
小さな事ですが、それが積み重なって、信頼関係になっていくものだと思います。
大変だとは思いますが、今後の関係が変わるかもしれませんよ。