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事故の衝撃

事故の衝撃

個人的な事ですが、昨日、仕事帰りに交通事故にあいました。
車で信号待ちをしている時に、後ろからの追突です。
いやあ、本当に頭にくるものですね、こちらに全く非がない時というのは。
完全に相手の前方不注意、10対0の被害者と加害者の関係の出来上がりです。

感情というものは、自然と湧き上がってくるものです。
今回は一方的に車をぶつけられたという怒りの感情が出てきました。
なんて、後でこうやって書いていますから怒りという一言で表せますが、
ようは、その場で感じた事を、そのまま出すという事が大事という事です。
湧き出てきたものをそのまま出すと、自然と収まるものです。

ここで面白いのは、湧き出てきたものをそのまま出すという事は、
自分にとって良い事も悪い事も全てという事です。
良い事か悪い事かというのは既に思考で判断してしまっているので、
湧き上がってきた感情とはちょっと違っています。
自分にとって悪い事を認めるというのは、なかなか出来る事ではありませんが、
それが出来ると出来ないとでは結果がかなり違ってきます。
自然と収まる人、自然と収まらない人、
つまり、一例で例えるなら、
愚痴になるかならないか、なんていえるかもしれませんね。

ちょっと脇道にそれてしまいましたが、
被害者である僕は怒り、
加害者である相手は、自分のしでかしてしまった事を謝罪する。
それで自然と終わりになるものなんです。
もし、自然と終わらないなら、余計な事をしてしまっているんです。
もちろん、あくまでも湧き上がってきた感情の処理の話しです。
ですが、この処理が出来ると出来ないとでは、
問題がこじれるかこじれないかを大きく左右します。

感情の処理が済んだら、後は事故そのものの処理です。
これは事務手続きみたいなものです。
交通事故という事実があり、その事実を法律に照らし合わせて処理する。
客観的であり、主観が入り込む余地がないから、その事実が自然と収まるところに収まる。
収まらないということは、余計なことをしているんです。

なんて、ちょっと解説っぽく書いてみましたが、
何も問題が起こらない時はスムーズに物事が進むものです。
自然と収まるところに流れていくものなんです。
ですから、今回の交通事故の処理はスムーズに流れていきました。
スムーズに流れていき、それで終わりです。

収まるところに収まらないのは、余計な事をしてしまっているんです。
なんでいつも問題がこじれるんだろうではなく、
自ら余計な事をして、問題をこじらせてしまっていると考えてみると、
問題点がはっきりして、ちゃんとした処理が出来るものです。
流れに逆らわず、収めてみませんか?

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