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お年玉の上手な断り方

お年玉の上手な断り方

年始に祖母の家に子ども二人を連れて行ったのですが、祖母と同居するおじ夫婦から、子どもたちにお年玉をもらいました。
毎年お年玉をもらいに行くようで心苦しく、断っても、「いいから」と言ってくれます。
おじ夫婦に孫がいれば、こちらもお年玉をあげたいのですが、孫はいません。
上手な断り方を教えてください。

さて、これは断るという目的で考えると、非常に難しいと、僕は思います。
もし、断るという目的を優先させるなら、自分が思っていること、心苦しいということを正直に話してみるしかないのではないでしょうかね。
多分ですが、帰ってくる返事は同じかもしれませんが・・・。

これは図に書いてみると分かりやすいかもしれません。
お年玉を渡すという行為は誰と誰の間でなりたっているか、
そうです、おじ夫婦と子供たちの間のやり取りになっているわけです。
もし、渡さないとなると、今までのやり取りをしていた子供たちからどう思われるか、おじ夫婦の立場で考えると怖くなりませんか。
いくらお年玉もらったか、なんて会話しませんでしたか、子ども時代に。
子どもにとって、お年玉は一大イベントではないですかね。
それを渡さないとなると、甥っ子姪っ子からどんな扱いを受けるか、
ですから、自分たちと甥っ子姪っ子との関係のための、「いいから」ではないんですかね。

目的というのは、自分にもある以上、相手にもあるわけです。
断られるということは、目的が一致していないと考えてみた方がいい場合が多いです。

ですから、心苦しいを消化する方向に目的を持つ方がいいかもしれません。
子どもたちにお年玉をもらったぶんだけ、何かお土産を持って行くとか、
等価交換とまではいかないでしょうが、多少は心苦しさは解消されるのではないでしょうかね。

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