free mental place 航

”自由なこころの空間”を提供する カウンセリングルームです

愛知県一宮市今伊勢町新神戸
郷浦11-1明和ハイツ203号
                  TEL.0586-43-0848

「子どもうるさい」絶句

「子どもうるさい」絶句

今回のねえねえちょとの質問は、色々なことを含んでいる問題かなと思い、ちょっと答えてみたいと思いました。
応用もきくと思いますので、是非とも参考にしてください。
それでは、まず質問を書いてから答えてみます。

それでは。

マンションのポストに管理会社から「子どもの声についてのご指摘が出ています」と書かれた紙が入っていました。
全戸配布されたのだと思いますが、ショックでした。
休校で子どもの居場所が限られ、保育園や学童保育も利用制限されている中、子育て世代は在宅勤務などで乗り切っています。
多少は子どもの声がするのは仕方ないことでは。
どう思われますか。
愛知・寛容な社会になって(40)

さて、まず、この寛容な社会になってさんも書かれているように、マンションですので、全戸配布されてる案件と考えなければなりません。
個別の問題ではなく、全体の問題。
ここって、けっこう意識しないと誰もが陥っちゃう問題でもあるんですよ。
自分に関連することって、まるで自分が指摘されたように感じちゃうことって多々あるんです。
確かに、こんな異常な状況下ですから、多少の子どもの声は仕方ないと考えて欲しい。
僕も、そう思います。
ですが、例えばですが、多少が毎日毎日ずっと続いたら・・・。
例えばですが、寝ようとした時間にうるさく感じたら・・・。
例えばですが、ホントにうるさい家庭があるのかも・・・。
その検証の結果、全戸に配布となったのかも・・・。
多少も積み重なると多少ではなくなるんです。
塵も積もれば山となる、現象ですね。
仕方ないと最初は思っていた人も、いずれやがて・・・。
感じ方は人それぞれ、そう考えると全体の問題として意識できます。
ちょっと視点を変えてみると、同じ問題でも違うように見えるかもしれません。

問題を指摘したことにより、よりよい環境を考えて欲しい、お互いに、というメッセージなのかも、と。

とはいえ、うるさい人はホントうるさいんですけどね・・・。
まあ、
寛容な社会とは、誰にとっても寛容な社会ではないでしょうか。
となると、そんな意見もあるんだ、と寛容に受け止めてみては。
様々な意見があって当たり前なんだと、寛容なこころで。

 

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>