今回も中日新聞の ねえねえちょっと に掲載された相談を考えてみたいと思います。
どうぞ、お付き合い下さい。
今回の方は、昔お世話になった方で、この三十年近くお付き合いがない方の訃報の連絡を受けたとのことです。
一般的には定年を迎え、年金生活になったら今までの付き合いを見直す時期と聞き、この方も身の回りの事を考えねばならないと感じてるとの事です。
知人の訃報連絡を受けた場合、自分が死んだ場合にどこまで知らせるか、どう考えたらいいのか、とのことですね。
なるほど、三十年ってかなり長い年月ですよね。
そんな長い年月、お付き合いがなかった知人の訃報の連絡を受け、どうすればいいか、とまどっているように感じました。
では、どう考えたらいいんでしょうね。
この方の訃報の連絡は、会社関係で連絡を受けたのではないでしょうか。
どうなんでしょう、どちらを選ぶにしろ、とまどいはあるような気がします。
なら、より少ない方を選んだ方がいいのではないでしょうか。
長い年月、お付き合いもないとの事ですので、それも考慮されればいいと思います。
どこまで知らせるかですが、お葬式の規模や費用に影響するので、知らせる範囲は慎重に考えられた方がいいのではないでしょうか。
一般的には、友人や知人、所属している団体、町内会などへの連絡は最も親しかった人に伝え、その人から他の仲間へ連絡をお願いするみたいです。
少なくとも、今回の事で、知らせる知人の、ある程度の範囲は絞られたんではないかなと思います。
知らされて、相手がどうしようか悩むぐらいの関係なら、知らせなくてもいいのではないでしょうかね。
生きている以上、死というものは、誰もが避けては通れないものです。
なかなか難しいものですが、一般常識と自分の気持ちを上手く折り合いをつけ、自分自身が納得できるように考えるようにするのが、一番いいのではないでしょうか。