今回も中日新聞の ねえねえちょっと に掲載された相談を考えてみたいと思います。
どうぞお付きあい下さい。
今回の相談内容は、この方のご主人が新婚の時から朝しか歯磨きをしなかったとのことです。
二十六年たった今、仕事が休みの日など、朝も歯を磨かないことがあり、口臭がきついので注意すると「わしのことをくさいと言う」と怒るとのことです。
休みでも外出することもあり、ひどい口臭で気分が悪くなるとのことですが、歯科医院にも行かず、頑固なご主人に歯磨きをさせるにはどうしたらいいか悩んでいる、とのことです。
これはなかなか難しいですね。
多分、ご主人は子供の頃から夜歯を磨くという習慣がなかったのかもしれませんね。
となると、歯磨きをするという行為自体、たった数分の事でも、習慣として根付かせるのは時間がかかるかもしれません。
といっても、周りが気分が悪くなるほどの口臭は問題ですよね。
さて、どうしたらいいんでしょうね。
ところで、自分の口臭、体臭って分かる人って、果たしているんでしょうか?
僕も自分自身の臭いって分かりません。
他の人に言われて、そうなんだあって思うぐらいですね。
ここもまた難しい問題で、その人が傷つくだろうなあって事って、言いづらいのではないでしょうか。
ですから、臭い関係って、難しい問題ではあります。
自覚できない事は、なかなか受け入れづらいものです。
だから、ご主人も、悪口を言われたと思い、怒るのではないでしょうか。
身近な人からの指摘は受け入れられない。
それなら、やはり専門家から言ってもらった方が、本人も納得するのではないでしょうかね?
歯科医院に行かないとのことですが、あなたの為ではなく、わたしの為に一緒に行ってとお願いしてみてはどうでしょう。
一緒に定期検診行こう、みたいな感じですかね。
診察さえしてもらえば、口臭の原因も分かるでしょうし、正しい歯磨きの仕方も教えてもらえると思います。
歯磨きをしないことによって、どんな弊害があるか、専門家から言われると、大分受け取り方も違ってくると思います。
自ずと歯磨きをするようになるかもしれませんよ。