この週末、痛ましい事件が起こりました。
地元の名古屋駅周辺で、暴走車が歩道に突っ込み、13人に重軽傷を負わせる、という事件です。
事件に巻き込まれた人達、近くで目撃された人達の恐怖、痛み、怒り等々を察すると、言葉になりません。
僕もよく行く場所ですので、こんな場所で、あり得ない事件が起こるのは、本当に怖いですね。
"人をはね殺そうと思った。誰でもよかった"
"わざと突っ込んだ。殺すつもりでやった"
"悪いことだとは分かっている"
反省するような言葉は述べていない。
犯行に及んだ犯人の供述のようですが、悪いことだと頭で理解しているつもりだから、今は反省の言葉を述べれないんでしょう。
自分の犯した罪を、これからの長い時間をかけて考えることによって、本当に心から反省するのではないでしょうか。
ただ、残念に思うことは、色々事情があると思いますが、行動に移す前に少しだけ考える時間が取れなかったのが残念でなりません。
自分でも呆然としてしまうような大きな事件を起こす事情は、確かにあるでしょう。
だからといって、他人に危害を加えていい理由にはなりません。
身勝手な犯行、と言われても仕方ないでしょう。
自分の犯した罪は、しっかりと自分で償っていってもらいたいものです。
色々な悩みを抱えていたから、極端な行動に走ってしまったのでしょう。
極端な行動に走ってしまう前に、悩みを相談する、カウンセリングを受けてもらいたいと、僕は心から願います。
もちろん、カウンセリングは万能ではありません。
ただ、少しだけ、考える時間は取れるのではないかなと思います。
その、少しの時間で、違う結果になったのかもしれません。同じ結果だったのかもしれません。
あなたは一人ではありません。
一人で抱え込まず、カウンセラーに寄り添ってもらって、一緒に考えませんか。