今回も ねえねえ ちょっと に掲載された相談を考えてみたいと思います。
どうぞお付き合い下さい。
今回は、お子さんが大学受験中の方の相談ですね。
職場の同僚にも同い年の子どもがいて、興味津々の様で、受験の状況を事細かく聞いてくるので、うんざりしているとのことです。
受験校、合否はどうなったかにいたるまで、のようですね。
受験の時期は本人だけでなく、家族もぴりぴりしているので、そっとしておいてほしいのに探られ、あまりの配慮のなさにいら立ちます、との事です。
なるほど、お子さんが受験中って、本当に気を使いますよね。
少しでもベストな状況で受験してもらおうと思って、お子さん中心の生活になっちゃいますよね。
ぴりぴりしていて、そっとしておいてほしいのに、あれこれ探られると、いら立ちますよね。
では、どうしたらいいんでしょうね。
そうですね、まずは、自分がどうしたいのか、自覚を持つのが第一ですね。
この文章から察すると、"そっとしておいてほしい"でいいんでしょうか。
そっとしておいてほしいのに、事細かく聞かれるから、"配慮ないと感じて"いら立つんですよね。
となると、聞かれなければ、"そっとしてもらえ"て、目的は達成されるわけです。
一番有効な方法は、"その場を離れる"というのがあります。
話題が、嫌な話題になったら、トイレに行くとか、その場を離れる事によって、話題をコントロールできます。
戻ってきたら、違う話題にすれば、いら立つ事もなくなるんではないですかね。
あと、ちょっと気になったのが、”探られる”という表現が気になりました。
確かに、聞かれたくない事を聞かれると、探られてるんじゃないかと思う事があると思います。
聞かれたくない事を聞くから、配慮がないと感じていら立つわけですよね。
ただ、聞かれたくないかどうか、相手は分かるんでしょうか?
相手は、会話として普通に聞いてるだけ、なんではないでしょうか。
となると、探っているわけではないんです。
探っていると考えてしまうと、違う可能性を見落としちゃうこともあります。
例えば、同い年の子どもを持つ親として、心配して聞いているのかもしれません。
合格してよかったね、って喜びを分かち合いたいのかもしれません。
あるいは、一方的に聞き出されて、”探られている”と感じているのかもしれませんね。
その場合は、相手と同じ事をする、という方法もあります。
”どうしてそんなに聞きたいの?”と、逆に質問して、聞き出してみてはどうでしょうか。
この方法なら、前述の可能性を確かめる事もできますよ。