「あいつは何を考えてるか全く分からん」
そんな会話を、誰もが一度は聞いた事があるんではないんでしょうか?
そんな事を感じた瞬間も、一度ならずありますよね。
では、どうして、そんな風に感じるんでしょう?
そして、そんな時、どうしたらいいんでしょうか?
人は誰でも、考えがあって、それに基づいて行動しています。
ですから、実は分からんなりに、ちゃんとした理由はその人にはあるんです。
ただ、それが分かりづらいだけなんです。
なぜ分かりづらいのか、それは全てとは言いませんが、本当に単純な思い込みなんです。
どんな思い込みか、それは、自分本位で考えてから相手に聞いているんです。
答えを決めてから聞いている、と言ってもいいかもしれません。
ですから、自分の答えと違っているから、分からんになっちゃうんです。
これって、自分も分からんになるし、相手も分からんになっちゃうんです。
何一つ、自分の意見を聞いてもらえませんので・・・。
そして結局、分からんだらけになっちゃって、何一つ問題は解決しません。
だから、同じ事を繰り返しちゃうんです。
で、最終的にあいつはダメだって結論になっちゃうんです。
そして、ダメだって言われた方も、それを信じちゃうんです。
自信をなくし、本当にダメになっちゃう可能性が高くなっちゃいます。
何一つ良い事ないですよね。
では、どうしたらいいのか?
それは、自分本位でなく、相手本位で話しを聞くんです。
行動をしたのは、相手なんです。
行動をした以上、相手にも考えが必ずあるんです。
それが間違っているか、問題になってるから、行動に現れちゃうんです。
すると、自ずと問題点が明確になり、対策を立てれます。
もちろん、その時には、分からんという事はなくなっている可能性は高いです。
相手も自分の問題点に気づく事ができ、同じ事の繰り返しはなくなります。
お互いにスッキリし、信頼関係もできるかもしれません。
あなたは、どちらの方がいいと思いますか?