あなたの周りにいる人で会話中に、"でも~"を多用してる人はいませんか?
もし思い当たるなら、その人と会話してると、無駄に時間もかかるし、なんか嫌な気分になるんだよなあって感じてるんじゃないでしょうか?
一体なぜなんでしょう?
例えるなら会話は、自分にとって気になることがなければ、そのまま水の流れのように自然に流れていきます。当たり障りのない世間話なんかいい例になるかもしれませんね。ところが、”でも~”という接続詞を相手が発することによって、流れがちょっと悪くなってしまうんです。まるで石がいきなりでてきたってとこですかね。
そうです、”でも”は、否定の接続詞ですから、水の流れを否定してるんですよ。
”なるほど、確かにそうだよね”だと、肯定されてますが、
”なるほど、確かにそうだよね、でも~”だとどう感じますか?
たった一言付いただけでなんか自分の意見を否定された気になりませんか?否定されてるから、どうしても受け入れて欲しくてまた同じような会話を続けてしまう。もちろん相手も”でも~”を続けてしまう。
お互い疲れちゃいますよね。
では、どうしたらいいんでしょうか?一つの方法として、相手が”でも~”と発したら、逆に問いかけてみてください。”というと?”てな具合に。そうすることによって、相手が発する”でも~”は減ってくる可能性があるんじゃないでしょうか?あなたが流れを持ってると同じようにもちろん相手も流れを持っていますので。
そういえば、自分は”でも~”を多用してるなあって思ったら、今後気を付けるようにしてください。意識するだけで、大分変わってきますよ。
もっと詳しく知りたいなら、当カウンセリングルームの”エゴグラム体験”をお勧めします。よろしければ、ご参考までに是非。