前回の更新からちょっと時間が立ちすぎていますね。
なかなか書きたいことが纏まらず、時間だけが経っちゃいました。
なんて言い訳から始めちゃいましたが、ここは反省して早速始めたいと思います。
ある本に書かれていた事なんですが、人は基本的に人に教えたいという欲求があると書かれていました。
今回は、人に教えたいという欲求について考えてみたいと思います。
では、ちょっと考えてみて下さい。
あなたが悩みの相談を受けました。その相談内容は、自分も経験した悩みの内容でした。
今のあなたは自分なりの答えを見つけて解決しています。その人はまるで過去の自分のように感じています。
どうですか?その人に自分の経験を教えたくなりませんか?
いや、そんな事ないよ、答えは自分で見つけるもんだよって人は、ある意味素晴らしいと思いますね。
正直、僕もカウンセラーになる前は自分の経験を話していました。
さて、あなたはその人に自分の経験に基づいた解決方法を話してみました。
どうでしょう、自分の経験を話して相手がそのようにしてくれない事の方が多いんではないでしょうか?
せっかく教えてあげたのに、なんだかなあって経験の方が多いのではないでしょうかね?
さて、本題に戻ります。
その人の悩みは、本当にあなたの経験した悩みと一緒だったんでしょうか?
あなたは、あなた自身の考え方に基づいて答えを導き出しました。
あなた自身の考え方は、あなたが今まで関わってきた人達からも少なからず影響を受けています。
あなた自身の考え方があるように、もちろん相手にも相手自身の考え方があります。
もちろん、相手も今まで関わってきた人達から少なからず影響を受けています。
本当に一緒なんでしょうか?あれ、そう考えれば違うかもしれないって思いませんか?
そうなんです、同じかもしれないし、違うかもしれないんですよ。
なら、なぜ、教えたくなるんでしょう?
本当に教えたいんでしょうか?なにか違う欲求もあるように思いますね。
こう僕は解決したんだよって、相手に聞いて欲しいという欲求もあるように思いますね、個人的には。
どうですか?そう考えてみると、あなたの聞いて欲しいという欲求はすでに叶えられているんですよ。
しっくりこなければ、話したいという欲求の方がしっくりするかもしれないですね。
そう考えてみれば、相手がどのように選択しようが後は相手次第なんだなって思えませんか。
あ、もちろんこの考え方もあくまでも個人的経験に基づいてますので、その点も考慮して頂ければ幸いです。