タイトル見て、いきなりなんだ~って思ったかもしれませんが、最近聞いた歌のフレーズです。
なんか僕の中ですごく気になってるようで、時々浮かんできますんで、今回取り上げたいと思います。
まず、気になったのが、"嫌い"と"嫌"を別物ととらえてるとこですかね。
同じ漢字を使ってるのに、全く意味が違うんだよっていってるんですよ。
では、どう意味が違うんでしょうか?
"嫌い"という概念は、前提に"好き"があります。つまり反対語ですね。
”好き”があるから、”嫌い”が存在する。なんか哲学的ですが、ちょうど正反対に位置してるわけです。
これは僕の感覚ですが、"好き""嫌い"ってけっこう強い感情ではないかと思います。
"あなたのことが好き"
どうですか、なんかそう言ってる表情からも"好き"という感情が伝わりませんか?
文字にしてる僕のこっぱずかしさも伝わっていただければいいんですが・・・。
"あなたのことが嫌い"
う~ん、微妙に言い方のニュアンスで違う意味になりそうですね。
でも、今回は"嫌い"って言ってると仮定すると、頑なに拒絶の感情が伝わりませんか?
ただ、日常生活を送るうえで、相手に"嫌い"と伝えるのは、それほどないとは思いますが。
もし、"そんなことないよ、いつも使ってるよ"って人はちょっと気にした方がいいかもしれませんね。
強い感情なだけに"嫌い"って伝えられた相手は多分それ以降関わりを持たないでしょうから。
余談ですが、確かに正反対の感情に位置してますので、反転する可能性はありますけどね。
余談ついでにもう一つ。
言い方のニュアンスと書きましたが、言語としてのコミュニケーションって実は実験のデータの数字で表すと、たった7%だけなんです。残りの93%は表情と音声が占めているんですよ。
なんか、人間関係のトラブルや悩みが多いのも仕方ない気がしますよね。
では、"嫌"はどうなんでしょう。
"嫌"という言葉の反対語って・・・。自信ないですが、”好い”なのかなあ。
それだと、”良い”と”悪い”になりそうだし・・・。
”あなたのことが嫌”
どうですか?なんか釈然としないのは僕だけですかね?
”どこが?”って聞きたくなりませんか?
そして、そう聞いたら答えてくれるような気になりませんか?
”あなたのこういうとこが嫌”
相手にそう言われて、本当に思い当たるなら、直したら関係がよくなる気になりませんか?
”じゃあさ、ここ直したらいいのかな?”って言えるんじゃないでしょうか。
もし、本当に思い当たらないなら、相手にそのまま伝えてみて下さい。
もしくは、相手にも同じことが当てはまると思った時には・・・。
それは、間違いなく、相手の問題です。あなたに相手が無意識に自分の問題を重ねてるだけです。
もしくは、違う相手を重ねて見ているのかもしれないですね。
どちらにしても、それはもうあなたの問題ではなく、相手の問題になります。
もちろん、解決するのは相手です。相手の問題は相手だけの問題です。
あなたは、ただ見守るだけでいいんです。
まあ、”あなたの存在自体が嫌”なんて言う相手にまで合わせる必要はないと、個人的に思いますが・・・。
関係を続けるメリットがあるとは思えないですし、魅力ある相手とは思えないですしね。