僕は車通勤をしていますが、社内ではラジオをつけています。
いつ頃か忘れましたが、ナビが故障して修理に出した時、音楽が聴けなくなって、たまたまラジオを聞き出したら結構面白かったんですよね。
それ以降、ナビが戻ってきても、ラジオばっかにしています。
で、今日の仕事帰りにラジオを聞き流していたら、タイトルの、
”テニスバールは黄色か緑色か”
なんてふざけた内容の時事ニュースを紹介してたんです。
んなもん、黄色に決まってるやん、テニスボール持ってるし、なに言ってんの、
なんてツッコミながら聞いていたら、驚いた事に、半分以上の人が緑色だと主張しているとかなんとか。
で、つい最近、そんな長年の討論に結論が出たそうです。
なんと、レジェンドのフェデラーにわざわざ聞いたそうなんです、
テニスボールは黄色か緑色か、なんて。
もちろん、フェデラーの回答は、黄色。
当たり前ですよね、そんなの。
レジェンドのフェデラーが言うなら間違いない、
と、いうわけで長年の討論に決着がついたそうです。
いやいや、そもそも何言ってんの、どうしたら緑色なんて話しになるの、
てか、そこまでしないと納得しないの、ホントどんな話しなの、一体。
なんて聞いていて、赤信号で止まる時に、たまたま通勤路の途中にあるテニスコートを見たんですよ。
時間は18時30分頃でしたかね、たしか。
距離も道路から少し離れてはいますね。
もちろん、そんな時間ですから、照明をつけてプレーしています。
ゆったりとロブを交えてストロークしていますね。
”あれ、緑色、緑色だねえ、あれ、緑色に見えるねえ、え、マジで”
緑色だったんですよ、黄色のテニスボールが。
いや、ちょっとマジでビックリしましたね、緑色に見えちゃいましたから。
つまり、プレイヤー側からは当たり前なんですが、観客側から見てみると色が違って見えるってことなんですよね。
距離、照明、諸々の条件で変わってしまうんですね、見えてるものが。
テニスボールという物自体は変わらないんですが、見方によっては違うものに見えてしまう。
当たり前の事なんですが、当たり前すぎて当事者には疑問自体が理解できない。
さらに、見るほうは、物自体を歪曲して見てしまい、疑問にも思わない。
なんとなく、思い当たることありませんか?
僕はけっこう改めて考えさせられる事案に思えちゃいました。
物事の本質をしっかり見極めよう、そんな思いを再確認させてもらう体験をさせてもらいました。
ラジオ、いい仕事してるねえ。