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”自由なこころの空間”を提供する カウンセリングルームです

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04月

疑い深い義父、今後が心配

今回も中日新聞の ねえねえちょっと に掲載された相談を考えてみたいと思います。
どうぞ、お付き合い下さい。

今回の内容は、この方が同居の義父(82)に「物を取った」と言われたとのことです。
以前から物事がうまく進まないと他人の責任にすることがあり、最近特に血縁以外は信用しないとのことです。
今のところ認知症とは診断されていませんが、今後の介護を考えると、この方一人で世話をする自信がないとのことです。
近くの義姉とはあまりよい関係ではなく、疑い深い性格の義父とどう付き合えばいいのか、悩んでいるとのことです。

なるほど、これは本当に難しい問題ですね。
義父に物を取ったと言われ、違うのに信じてもらえず、今後の介護を考えると、一人で世話をする自信もなくなってしまいますよね。
今でも疑い深い性格の義父なのに、この先、どう付き合っていけばいいのか悩んじゃいますよね。
では、一体、どうすればいいんでしょうね。

どうでしょう、まずは大まかに二つに分けて考えてみるのがいいんではないでしょうか?
今後の介護のこと、疑い深い性格の義父と付き合っていくこと、この二つに分けてみませんか。

まずは、今後の介護の事ですが、一人で世話をするのは難しいと思います。
家族で相談して、協力して介護していかなければ、抱え込み過ぎて、疲れ切っちゃうと思います。
今はあまりよい関係ではない義姉ですが、これを機会にして、関係を修復してみるのもいいのではないでしょうか。
義姉に色々義父の事を教えてもらうようにすれば、自然と関係も変わってくるかもしれません。
近くですので、関係さえ変われば、心強いですよね。

疑い深い性格の義父との付き合いですが、「物を取った」と言われたのは、今回が初めてだったんではないでしょうか。
疑われるのは本当にいい気分ではないですよね。
でも、義父にとっては、その物がなく、困ってるんですよね。
なら、どう付き合っていくか、ですが、一緒に探してみるのが一番いいんではないでしょうか。
実際義父は困っているわけですし、自分は取っていないわけですから、一緒に探す事によって、疑いが晴れるかもしれませんし、信用してもらえるかもしれません。
小さな事ですが、それが積み重なって、信頼関係になっていくものだと思います。
大変だとは思いますが、今後の関係が変わるかもしれませんよ。

変わらない関係

個人的な話しになりますが、高一からの付き合いの親友達がいます。
かれこれ二十数年の付き合いになりますね。
本当に色々なことがあって、良い事も悪い事も全て知っている、そんな親友達です。
良い所も悪い所も、ではないですよ、本当に色んな事をしました・・・。
昔というと、なんかちょっと抵抗がありますが、毎日なんだかんだで遊んでいた、悪友達でもあります。
誰かに何かあったら、駆けつける、そんな青臭い事もありましたね。
これは反省してる事ですが、彼女と遊んでいる時も、誰かに何かあった時は、そっちを優先させていました。
もちろん、彼女とは喧嘩になりましたが、もっともらしい事を言って、押し切っちゃいました。
本当にごめんなさい、とここで謝っておきます。
言い合いも、喧嘩もたくさんしました。
絶交なんて事もありましたね。
でも、それ以上に、悪いと思ったことは、たくさん謝りました。

今はみんな忙しく、会う機会も長期休暇の時ぐらいになっていますが、会うと本当に居心地のいい空間を感じます。全く気を使う必要がない、ほっとする時間をそこに感じさせてくれますね。
昔と変わらない、そんな時間がそこには存在しています。
といっても、時間は残酷ですので、姿形は変わっちゃっていますが・・・。

こんな関係を話すと、誰からも決まって羨ましがられます。
確かに、時間は誰にでも平等に流れていますので、積み重ねられた時間は二度と手に入れる事はできないでしょう。
手に入れられなかった関係、二度と手に入らない関係だからこそ、羨ましく感じるんでしょうね。

でも、ちょっと待って下さい。
本当に羨ましいなら、今からでもそんな関係を築いてみてもいいんではないでしょうか?
確かに、高一からの関係となると、いい大人には無理ですよね。
でも、今からでも、今の友達達とそんな時間を積み重ねていけばいいのではないでしょうか?
どうせ続かない、そう思ったら続きません。
なぜなら、そう自分で決めてしまっているんです。

”変わらない”
僕が昔から決めている、彼等との関係です。
確かめてはいませんが、もちろん、僕一人だけではないと思います。
だからこそ、”変わらない関係”はずっと続いていくんでしょうね。

もちろん、努力はしていますよ、なんせこの前も前日に会う日程決まりましたからね。
次の日も、朝から一日予定ありましたが、合わせました。
そんな努力しているのは、僕だけでないのも、いいのかもしれません。
それもまた、昔から”変わらない関係”です。
なんて、いい話で締めれないのも、またいい関係だなと、素直に思います。

 

定年後の人付き合い悩む

今回も中日新聞の ねえねえちょっと に掲載された相談を考えてみたいと思います。
どうぞ、お付き合い下さい。

今回の方は、昔お世話になった方で、この三十年近くお付き合いがない方の訃報の連絡を受けたとのことです。
一般的には定年を迎え、年金生活になったら今までの付き合いを見直す時期と聞き、この方も身の回りの事を考えねばならないと感じてるとの事です。
知人の訃報連絡を受けた場合、自分が死んだ場合にどこまで知らせるか、どう考えたらいいのか、とのことですね。

なるほど、三十年ってかなり長い年月ですよね。
そんな長い年月、お付き合いがなかった知人の訃報の連絡を受け、どうすればいいか、とまどっているように感じました。
では、どう考えたらいいんでしょうね。

この方の訃報の連絡は、会社関係で連絡を受けたのではないでしょうか。
どうなんでしょう、どちらを選ぶにしろ、とまどいはあるような気がします。
なら、より少ない方を選んだ方がいいのではないでしょうか。
長い年月、お付き合いもないとの事ですので、それも考慮されればいいと思います。

どこまで知らせるかですが、お葬式の規模や費用に影響するので、知らせる範囲は慎重に考えられた方がいいのではないでしょうか。
一般的には、友人や知人、所属している団体、町内会などへの連絡は最も親しかった人に伝え、その人から他の仲間へ連絡をお願いするみたいです。
少なくとも、今回の事で、知らせる知人の、ある程度の範囲は絞られたんではないかなと思います。
知らされて、相手がどうしようか悩むぐらいの関係なら、知らせなくてもいいのではないでしょうかね。

生きている以上、死というものは、誰もが避けては通れないものです。
なかなか難しいものですが、一般常識と自分の気持ちを上手く折り合いをつけ、自分自身が納得できるように考えるようにするのが、一番いいのではないでしょうか。

引率の教頭自殺 脱出を非難され?を読んで

フェリー沈没事故で、修学旅行で生徒と教師の計340人が乗っていた高校の男性教頭が、救出された後に自殺していたことが18日、韓国警察当局への取材で分かったそうです。

事故も本当に悲しいニュースですが、このニュースも心が締め付けられる思いを感じました。
家族の気持ちも痛いほど伝わってきますし、この教頭の絶望感も痛いほど伝わってきます。

「約二百人の生死が分からず、一人で生きていけない。私にはすべての責任がある。私の体を火葬して、沈没した海域にまいてほしい」
教頭の財布の中に入っていた、遺書です。

何が正しくて、何が正しくないのか、色々な意見があると思います。
色々な意見があっていいと思います。

ただ、この悲しい連鎖が続かない事を、切に願います。

義父母の喫煙どう言えば

今回も中日新聞の ねえねえ ちょっと に掲載された相談を考えてみたいと思います。
どうぞ、お付き合い下さい。

今回の方は、ご主人が長男で、最近新居を建て義父母と同居予定の主婦の方です。
ご夫婦二人はたばこを吸わないのですが、義父母は吸うとの事です。
洗濯物などににおいが付くのも、部屋の壁紙が変色するのも嫌との事です。
子どもは二人いるとのことですね。
"外で吸って"とお願いしたいのですが、どう言えばいいのか悩みます。
冬は雪が降るので、ためらいも。
親思いのご主人から話してもらうのは期待できない、とのことです。

なるほど、これはなかなか難しいですね。
義父母に、たばこを"外で吸って"もらうには、どうしたらいいのか、悩んでしまいますよね。
ご主人から話してもらうのではなく、ご自分で言わなければならないなら、尚更色々考えちゃいますよね。
それでは、一体、どう言えばいいんでしょうか?

多分ですが、この方の中で、ある程度どのように言おうか決まってるように、僕には感じられました。
子どもさんがいるとの事ですので、それを絡めて考えているのではないでしょうかね?
例えば、”子どもの健康に悪いので”みたいな感じですかね。
お孫さんを思う、義父母の情に働きかけるお願いですね。
それを上手く伝えると、義父母は外で吸ってくれると予想がついてるんじゃないですかね。
ただ、何か一方的過ぎる気がして、言い出しづらい気にもなってるのではないでしょうか。
冬は雪が降るし、夏は暑いですよね。
そう考えると、どうしてもためらっちゃいますよね。

なら、いっそ、”外で吸って”というお願いをちょっと考えてみませんか?

義父母の部屋の中でだけ、たばこを吸ってもらう、というのはどうなんでしょう?
洗濯物ににおいも付かないし、義父母の部屋の壁紙は変色しちゃいますが、自分達で掃除してもらえば問題もないのではないでしょうか?
外ではないですので、外の環境の変化を気にする必要もないですし、お孫さんの健康という点でもちゃんと理に適ってると思われます。
親思いのご主人も、納得できるのではないでしょうか。
なにより、一方的ではないですので、言い出しやすいと思われますよ。

相手が何を考えているか分からない時は?

「あいつは何を考えてるか全く分からん」
そんな会話を、誰もが一度は聞いた事があるんではないんでしょうか?
そんな事を感じた瞬間も、一度ならずありますよね。
では、どうして、そんな風に感じるんでしょう?
そして、そんな時、どうしたらいいんでしょうか?

人は誰でも、考えがあって、それに基づいて行動しています。
ですから、実は分からんなりに、ちゃんとした理由はその人にはあるんです。
ただ、それが分かりづらいだけなんです。
なぜ分かりづらいのか、それは全てとは言いませんが、本当に単純な思い込みなんです。

どんな思い込みか、それは、自分本位で考えてから相手に聞いているんです。
答えを決めてから聞いている、と言ってもいいかもしれません。
ですから、自分の答えと違っているから、分からんになっちゃうんです。
これって、自分も分からんになるし、相手も分からんになっちゃうんです。
何一つ、自分の意見を聞いてもらえませんので・・・。
そして結局、分からんだらけになっちゃって、何一つ問題は解決しません。
だから、同じ事を繰り返しちゃうんです。
で、最終的にあいつはダメだって結論になっちゃうんです。
そして、ダメだって言われた方も、それを信じちゃうんです。
自信をなくし、本当にダメになっちゃう可能性が高くなっちゃいます。
何一つ良い事ないですよね。

では、どうしたらいいのか?

それは、自分本位でなく、相手本位で話しを聞くんです。
行動をしたのは、相手なんです。
行動をした以上、相手にも考えが必ずあるんです。
それが間違っているか、問題になってるから、行動に現れちゃうんです。

すると、自ずと問題点が明確になり、対策を立てれます。
もちろん、その時には、分からんという事はなくなっている可能性は高いです。
相手も自分の問題点に気づく事ができ、同じ事の繰り返しはなくなります。
お互いにスッキリし、信頼関係もできるかもしれません。

あなたは、どちらの方がいいと思いますか?

見方を変えるということ

少し前の話しになりますが、仕事としてではなく、ある人とちょっとだけお話しをする機会がありました。
その人は、職場の直属の上司にひどい事を言われ、かなり怒っていました。
一通り話し終えられ、その人がふっと聞いてきました。

「どうしてあんな事言っといて、しばらくしたら、笑いながら話しかけてこれるんだろう?普通、気軽に話し掛けてこないよね。」と・・・。

僕は少し考えて、こう答えました。

「ひょっとかしたらですが、その人は、自分でも言い過ぎたと思っているのかもしれませんよ。自分でも止める事が出来なくて、後で言った事に後悔してるのかも。だから、取り繕う為に、笑いながら気軽に話し掛けてくるのかも。」と・・・。

その人は、笑いながら聞いていましたが、ちょっとだけ、見方が変わったのかもしれません。
今まではそんな事、考えたこともなかったでしょうから。

人は自分の事ですら、理解する事は出来ません。
だから、絶えずカウンセラーである僕も自己洞察を欠かしません。
何か自分に違和感を感じたとき、
”今、何を感じたんだろう”と、自問自答をします。

自分の事ですら分からないのに、人の事は本当に理解できるんでしょうか?
僕の答えは、NOです。
ですから、僕は相手を理解する為に、自分が感じたことを相手に確認します。
そして、答えを擦り合わせて理解するようにしています。
そうしなければ、ただの思い込みになってしまいます。
思い込みほど、厄介なものはありません。

厄介なものですが、どうしても人は思い込みというものをしてしまいます。
どうせするものなら、上手く使いこなしてみませんか?
相手を悪く見るのは簡単です。
人は自分が可愛いものです。
相手を悪者にすることによって、自分を正当化してしまいます。
それが嫌な人もいるでしょう。
そんな人は、今度は相手を良く見すぎる思い込みをしてしまいます。
それはそれで無理があるので、長続きしません。

ほんの少しだけの、適度な思い込みでいいんです。
これなら、あるかも、という思い込みをしてみませんか?
そんな思い込みをしてみると、相手の見方が変わり、今までと違う事が起きるかもしれませんよ。

私の両親送迎 嫌がる義母

今回も中日新聞の ねえねえ ちょっと に掲載された相談について考えてみたいと思います。
それでは、どうぞお付き合い下さい。

今回は、義母と互いの欠点をうまく補ってきて、結婚三十年、仲良く暮らしてきた主婦の方です。
最近、実家の母の入退院や父の認知症などで両親の事を心配してるとのことです。
両親の為に買い物や病院の送迎をしたいのに、義母には「タクシーを呼べばいいのに」と言われ、いい顔をされないとのことです。
義母の病院の送迎はこの方がしているのに、どうしたら快く行かせてもらえるか、困っているとのことです。

なるほど、なかなか難しい問題ですね。
義母の送迎と同じ事を実の両親にするだけなのに、快く行かせてもらいたいですよね。
では、一体どうしたらいいんでしょう。

さて、義母との関係ですが、お互いの欠点をうまく補って仲良く暮らしているんですよね。
そこまでの関係って、なかなかできるものではないと思います。
その関係を上手く使うってのは、どうなんでしょうね。

確かに、義母が言うように、タクシーを呼んでも用事は済ます事は出来ますよね。
でも、それでは両親を心配する気持ちが収まらないんですよね。
なら、それを説明すれば、分かってくれるのではないでしょうか?
三十年という長い年月を仲良く暮らしてきたという、義母との関係なら、大丈夫のような気がします。
分からないから、いい顔をしてないだけかもしれません。
となると、ちゃんと説明してもらって、分かりさえすれば、快くいい顔で行かせてくれるかもしれません。

互いの欠点をうまく補ってるのは、この方一人だけではなく、義母も同じようにされてるからですよね。
なら、今まで同様、今回もお二人なら、何も問題はないのではないかなと、僕は思います。

 

「ちゃんと説明できるのか」 小保方氏 会見へ心揺れる を読んで

いまさら説明が不要なニュースですよね。
でも、この一連の出来事で、小保方氏は心身の不調で病院に入院しています。

今はグローバル化の時代です。
世紀の発見として取り上げられることは、世界中に自分の存在を知られる事になります。
それは、今までの苦労が報われて、非常に嬉しい事でしょう。

では、それが手のひらを返すようになったら・・・。
世界中に自分の存在を知られています。
想像できないほどの苦しみでしょう。
とてつもない、ストレスだと思います。

「私の口からきちんと説明します」
「説明しようとしたら遮られ、言いたいことを言えなかった」
「不安な気持ちでいっぱいです。でも頑張ります。支えてください」

小保方氏は、言いたいことを言う為に、会場の費用も負担し、会見後は病院に戻るとのことです。

小保方氏が、自分の望んでいることができ、自分自身で納得できるのを、
僕は、切に願います。

自分の為に行動する

少し前の話になるんですが、踏み切りで電車が通過するのを待ってる時、見知らぬおじいさんに話しかけられました。
今日の天気の話しから始まり、色々と話しかけてこられました。
お話しを聞いてる間に、電車も通過し、踏み切りが開いて線路を渡り終えても、お話しは続きました。
立ち止まられたので、そのままお話しを聞いてると、本当に話したかった核心が出てきました。

"あ、これを誰かに聞いてほしかったんだろうな"
そう思い、今まで以上に丁寧にお話しを聞かせてもらいました。

一通り話し終えられると、おじいさんは非常に満足されたようで、お礼も言われ、今度お茶でもと誘われました。
丁寧に返事をさせて頂き、お互いに帰途に着きました。

さて、これは僕自信のエピソードです。
このエピソードでどんな事が言いたいかというと、僕もおじいさんもお互い自分の為に行動してる、ということです。
それ以上でもそれ以下でもありません。

おじいさんは、誰かに話を聞いてほしかった。
その場に、たまたま僕がいた。
だから、話しかけてみたら、話しをちゃんと聞いてくれた。
自分の目的が達成されて、満足感を得る事が出来た。
僕は時間もありましたので、断る理由もないので、お話しを聞かせてもらいました。
仕事柄、傾聴は基本ですし、スキルアップにもつながるので、僕にとってもマイナスにはなりません。
おじいさんも満足されたので、僕自身のスキルアップにもなりました。

このように、お互い自分の為に素直に行動しているので、気持ちよく別れることができるんです。

相手の為に、という考え方は大事な考えかただとは思います。
でも、それは本当に相手が望んでいることなのか考慮しないと、相手との間に溝ができます。

大事なのは、相手の為に、自分がしたいから、自分の為に行動する、が大事なのではないかな、と僕は思います。
同じように見えますが、ちょっとの違いで結果は大分違ってきます。
もし、相手にうまく伝わらないなあって悩んでいる時は、ちょっとだけ試してみて下さい。
ひょっとかしたら、今まで上手くいってなかった関係も、上手くいくようになるかもしれませんよ。