free mental place 航

”自由なこころの空間”を提供する カウンセリングルームです

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11月

いつもと違うことをしてみる

毎年恒例ですが、今年もインフルエンザの予防接種を受けてきました。幸いなことに、今まで一度もインフルエンザになったことはないのですが、予防接種って一度受けると気分的に受けないとかかりそうって思っちゃいます。本当につくづく不安って自ら作り出すものなんですね。

毎年同じ病院で受けていて、去年はすごく混雑していて午前中つぶれちゃいました。この後予定が色々あるので、今年は早めに病院に行ったら、10時前には終わっちゃいました。予想外に時間に空きが出来ちゃって、ちょっととまどっちゃっています。

さて、それではタイトルの内容です。一体なにをしたのか。

僕は基本用がない限り知らない人とは話しません。知らない人に勝手に話しかけられて煩わしく思った事があるからです。面倒に巻き込まれたくないので、やたらめったら他人に関わろうとはしないですね。

でも、今日はなんとなくお医者さんに自ら話しかけてみました。予想以上に早く呼ばれたし、いつもと違うことしてもいいんじゃない、なんて思ったかどうかは定かではありませんが。といっても、ちょっと疑問に思った事を聞いてみただけですが、看護士さんも巻き込んで聞いた事以上に興味深い話を教えてもらえました。

その後、いつもと違い、なんとなくですがそのお医者さんと看護士さんの僕に対する対応が柔らかくなったように感じました。
さりげない、ほんのちょっとしたコミュニケーションって本当に大事なんだなぁって、いつもと違うことをしてみて、つくづく感じました。
気分も悪くないですしね。

投影〜前回の続き〜

さて、今回は前回のねぇねぇちょっとの内容を心理学用語を使って、検証したいと思います。非常に分かりやすいと個人的に思いますので、是非お読み頂ければ幸いです。

投影という心理学用語があります。どのような内容かというと、書いて字のごとく”影を投げる”、つまり”自分が持っている不快な思考や感情を吐き出し、相手に投げる”となります。

あるものはある、ないものはない、当たり前ですよね。では、相手が思っていないことを自分が感じているっておかしいですよね。ないのにあるんです。もちろん、相手が気を使い、本当の事を言わないってのもありますが、相手の心が読める超能力者でもなければわかりません。

前回の内容に、”お酒好きな人は、私と一緒だと楽しめないのでは”と気になります、とありました。

実際、事実は確かめないとわからないんです。わからない以上、ないんです。では、楽しめないのでは、というのはどこにあるんでしょう。自分の中に、ですよね。自分が楽しめさせられない、と置き換えてもいいかもしれません。

“とりあえずビール”も苦手。苦手という後ろめたさのような感情が、周りと違うという違和感を感じているんです。

周りが違和感を抱くのではなく、自分が違和感を感じているんです。勝手にとつけると分かりやすいかもしれませんね。

弱くても好き、そんな自分をありのまま受け入れ、周りにも確認し、受け入れてもらう。まぁ、自分が思っている以上に周りは気にしていないものなんですが、確認をとり、自分自身納得できればいいのではないでしょうかね。

弱いが飲み会行きたい

今回も、ねぇねぇちょっとの質問を考えてみたいと思います。内容がなかなか興味深く、解りやすく心理学用語も説明できると思いますので、今回は質問を考え、次回に心理学用語を交え説明等してみたいと思います。知識としてあるだけでも色々なケースに対応できるのではないかと個人的には思います。それでは、お付き合い下さい。

お酒は弱い方ですが、飲み会は好きな会社員の女性です。誘われれば行きますし、自分から企画することも。友人や同僚は酒豪が多く、”お酒好きな人は、私と一緒だと楽しめないのでは”と気になります。一杯目の”とりあえずビール”も苦手。周りに違和感を抱かせることなく、ビール以外を注文する方法はありますか。

さて、周りに違和感を抱かせることなく、ビール以外の注文をしたい、と望んでるわけですが、周りを巻き込んでしまうのはどうでしょうか。つまり、お酒の注文は自分で取りまとめ、こっそり店員さんに自分のだけノンアルコールビールにしてもらうように図ってもらう、です。お客商売ですから、店員さんも仕事として対応してくれるでしょうし、周りも気づかないのではないでしょうか。気づかなければ違和感も感じませんしね。

そのままの自分を相手に受け入れてもらう、そのままの自分を自分で受け入れる、というのもあります。お酒が苦手でも飲み会が好き、そんな自分に本当に周りは違和感を感じているのか、実際聞いて確かめてみるのもいいのではないでしょうか。多分ですが、誘われるという事実があるので周りは気にしていないような感じがします。それが出来たらすごく楽になるのではないでしょうか。ここは次回にはもう少し詳しく触れてみたいと思います。

しかし、少しだけ気になることがあります。お酒は弱い方との事ですが、一杯目も苦手という点です。もしかするとですが、体質的にアルコールを受け付けないということはないでしょうか。昔聞いた話しですが、アルコールを分解する酵素だったかそんなものがあるかないかって個人差があるそうです。元々アルコールって毒みたいなものですから、分解する酵素を持ってる動物である人間だけが嗜めるって、中学時代に塾の先生であるお医者さんが言ってました。違っていればいいのですが、少し気になりましたので触れておきます。

さて、それでは次回は心理学用語を交えて検証したいと思います。