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”自由なこころの空間”を提供する カウンセリングルームです

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航のこらむ
サイト管理人のこらむです。
読み物として見て下さい。何かヒントになるかもしれません。
少しでもあなたの助けになれば幸いです。

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行動には目には見えないが理由がある

一度根付いた習慣を変えるのはなかなか大変な事です。
だって、自分に適した行動だから根付いたわけですから、それを変えるなんて考えただけでも大変ですよね。
でも、変えなければならない事が起こるんです。
それを変えれるかどうかで周りの環境もまた変化していくんです。

なんて、ちょっと固い文章になってしまいましたが、例えば朝起きるなんて行動を考えてもらえばいいです。
仕事、学校、家事、一日の始まりに基づいて起きる時間は人それぞれ違いますが、起きる時間はその人の一番適した時間なわけです。
他人から見てみると、早すぎるとか遅すぎるとかあると思いますが、だからといって変えないですよね。
だって、自分に適した時間ですもんね。
もちろん、問題がなければ、ですよ。
遅刻ばっかりしていて、起きる時間をそのままにしていたら、遅刻という問題行動はなくなりませんよね。
遅刻という問題行動をなくすためには、今までの起きる時間を早くするしかありません。
早く起きる為には、就寝時間も見直さなければならないかもしれません。
だって、自分に適した時間に合わせるということは、たった一つの行動だけでなく、他にも連動した行動を見直さなければ根付かないからです。
睡眠時間の減少によって、新たな問題行動が出たら目も当てられませんよね。
で、もし、睡眠時間の減少によって問題行動が起きてしまったらどうしますか?
早く起きるように言われたから問題行動が起こったんだ、なんて言います?
いやいや、言わないですよね、さすがに。
何言ってんだ、で終わっちゃいますよね。

睡眠時間の確保もして、新たな起床時間の習慣が根付くわけです。

さて、個人的な話しですが、僕の起床時間は仕事の時間に対してめちゃめちゃ早いです。
さらに15分早くし、その生活もはや3ヶ月が過ぎました。

理由は至極シンプルです。

混むのが嫌、待つのが嫌、ただそれだけです。

でも、自分に適しているから根付いています。

行動には、目に見えないですが、その人にとっての理由、意味があります。
問題行動をどうにかしたいなら、見えない理由を聞いてから対処しましょう。

舞台が大きかろうと小さかろうとすることは同じ

普段僕はテレビを見ないのですが、それでも何回も繰り返し目にするスポーツの反則行為が気になっていました。
そして昨日、その行為をした選手の記者会見がありました。

一言、僕の感想を述べたいと思います。

素晴らしい、その一言につきます。

確かに、行為自体は許されるものではありません。
一般人が記者会見を開くなんてとても勇気がいることです。
しかし、端的に分かりやすく、出来事を述べながら一つ一つに自分の思いを述べることにより、自分が追い詰められていたかを客観的に見ることができ、過ちも素直に認めることが出来ていたと思います。

理屈では分かることですが、大きい舞台で出来るのは並大抵ではありません。
効果は大きいことが分かっていたとしても。
元々、素直な人柄をしているんでしょうかね、周りのサポートも素晴らしいのではないでしょうかね。
もちろん、それを素直に受け入れる人柄がさらにいい効果を生んでいるんでしょう。

人は過ちを犯す生き物ですが、同時にやり直す事も出来る生き物です。

名前を書くのもどうかと思いますが、宮川さんの今後に幸多いことを祈っています。

で、締めれたらよかったんですが、今朝のニュースでコーチの意見がでていました。

いやー対照的ですね、本当に。

テンプレっていうにはこのことを言うものです。
興味がある方は交流分析を少しだけ調べてみて下さい。
非常に分かりやすく、今回の出来事が理解出来ると思います。

少しだけ。
ダチョウ倶楽部の”押すなよ、押すなよ”は”押せ”っていうお約束。
だって、”押す”と喜ぶもん。

会見文を読むだけで、全て理解できますね。

10万人で12袋!!

通勤途中にニュースを聞いていて思わずビックリしたんですが、羽生選手の凱旋パレードに10万人以上の人が集まったそうです。
それだけの偉業を成し遂げた選手なので、スゴいなあとは思いましたが、それ以上に驚いたのが、パレード後のゴミの回収量に驚きました。
家庭用の40リッターのゴミ袋、12袋だけだったそうです。
10万人もいてですよ。
それってスゴい意識の高さではないですかね。
もちろん、それだけではなく、しっかりとしたゴミの回収方法を構築しているとは思いますが、それにしてもスゴいとは思います。

”仕方ない”という言葉を、カウンセラーになった直後はあえて使わないようにしていました。
”仕方ない”には、あきらめ、納得させる等、断念の思いがあり、後々問題になる原因という思いがあったからです。

10万人もいるなら、ゴミがたくさん出ても”仕方ない”。
やれるという例外がある以上、”仕方ない”ではすまされなくなっちゃいますよね。
このような例外がどんどん増えていって欲しいものです。

王さまの耳はロバの耳

ストレスは溜め込むことができます。
色々自分に言い訳を作って、知らず知らず溜めていってしまいます。
言い訳をするのは他人ではありません。
自分自身に、です。
ですから、よく言われるように、問題は自分で作る、自分にしか解決できないと言われるわけです。
ですが、もちろん際限なくストレスを溜め込むなんて無理です。
いずれ爆発し、発散します。
まあ、キレるとも言いますかね。
普段おとなしいのに、穏やかなのに、
そんな風に周りからみられる人にありがちですね。
周りからいい子に見えるように、その人が自然と身につけてしまった対人スキルです。
周りの意見と自分の意見、いい子はどちらを選ぶ?
いい子ほど闇が深い、言い過ぎかもしれませんが、あながち間違いではないと思います。
呪縛みたいなものですね。

で、ちょっと前の出来事なんですが、
僕自身、個人的に嫌な出来事がありまして、もちろんカウンセラーですので、スキルも身に付けています。
ですが、いかんせん数十年にもおよぶ問題に、答えを出さなければならない状況になりまして、どうしたものかと思っていたわけです。

で、”王さまの耳はロバの耳”です。

ちょっとはしょりますが、おもいっきり吐き出すとスッキリする、
とまあ、そんな意味で使わせてもらいますかね。
誰かに聞いてもらう必要は全くなく、ただ吐き出すだけ。
もちろん、相手に言いたいことを言う必要なんてありません。
ただ、溜めたものを吐き出すだけ。

今回、僕が使った手段がメールです。
でも、書くだけ。
がーっと、言いたいことを書いて、期日に送ろうかと思っていたんですが、
筆が進むんでしょうね、短時間でかなりの大作になっちゃいました。
で、気づいたらスッキリしてたんですよね。

それまでメールをあまり重要視していませんでしたが、
案外、吐き出す手段としては有効だと認識させられました。
もちろん、メールは相手に送っていません。
スッキリしちゃいましたからね。
他人に見せられない秘密ノート。
まるでそんな感じですね。
なんか、ちょっとイタイ気もしますが、
まあ目的も達成できますし、結果オーライってとこですかね。
もちろん、大作になっちゃいましたので、
消すのももったいないので下書きで保存しちゃっていますが・・・。

伝えて、新たな火だねを作るより、
吐き出すだけで問題解決、
目的をはっきりさせるとトラブルはなくなりますね。

テニスボールは黄色か緑色か

僕は車通勤をしていますが、社内ではラジオをつけています。
いつ頃か忘れましたが、ナビが故障して修理に出した時、音楽が聴けなくなって、たまたまラジオを聞き出したら結構面白かったんですよね。
それ以降、ナビが戻ってきても、ラジオばっかにしています。

で、今日の仕事帰りにラジオを聞き流していたら、タイトルの、
”テニスバールは黄色か緑色か”
なんてふざけた内容の時事ニュースを紹介してたんです。

んなもん、黄色に決まってるやん、テニスボール持ってるし、なに言ってんの、
なんてツッコミながら聞いていたら、驚いた事に、半分以上の人が緑色だと主張しているとかなんとか。

で、つい最近、そんな長年の討論に結論が出たそうです。

なんと、レジェンドのフェデラーにわざわざ聞いたそうなんです、
テニスボールは黄色か緑色か、なんて。
もちろん、フェデラーの回答は、黄色。
当たり前ですよね、そんなの。

レジェンドのフェデラーが言うなら間違いない、
と、いうわけで長年の討論に決着がついたそうです。

いやいや、そもそも何言ってんの、どうしたら緑色なんて話しになるの、
てか、そこまでしないと納得しないの、ホントどんな話しなの、一体。

なんて聞いていて、赤信号で止まる時に、たまたま通勤路の途中にあるテニスコートを見たんですよ。
時間は18時30分頃でしたかね、たしか。
距離も道路から少し離れてはいますね。
もちろん、そんな時間ですから、照明をつけてプレーしています。
ゆったりとロブを交えてストロークしていますね。

”あれ、緑色、緑色だねえ、あれ、緑色に見えるねえ、え、マジで”

緑色だったんですよ、黄色のテニスボールが。

いや、ちょっとマジでビックリしましたね、緑色に見えちゃいましたから。

つまり、プレイヤー側からは当たり前なんですが、観客側から見てみると色が違って見えるってことなんですよね。
距離、照明、諸々の条件で変わってしまうんですね、見えてるものが。

テニスボールという物自体は変わらないんですが、見方によっては違うものに見えてしまう。

当たり前の事なんですが、当たり前すぎて当事者には疑問自体が理解できない。
さらに、見るほうは、物自体を歪曲して見てしまい、疑問にも思わない。

なんとなく、思い当たることありませんか?

僕はけっこう改めて考えさせられる事案に思えちゃいました。

物事の本質をしっかり見極めよう、そんな思いを再確認させてもらう体験をさせてもらいました。
ラジオ、いい仕事してるねえ。