free mental place 航

”自由なこころの空間”を提供する カウンセリングルームです

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相談、質問

若い職員だけ誘う院長

今回も ねえねえちょっとに掲載された記事について考えてみたいと思います。
どうぞ、お付き合い下さい。

今回は、小規模の内科クリニックで働く看護士さんの悩みです。
四十代の院長は月に数回、二十~三十代の事務の女性とランチや飲み会に行くそうですが、看護士は皆四十代で、誘われないとのことです。
更衣室で、誘われた事務の女性達がランチの日時をひそひそ伝言していたり、院長がいそいそと女性たちを車に乗せて行くのを見たりすると、イライラする、とのことです。

なるほど、若い女性達だけ誘われて、自分達が誘われないのはあまりいい気分はしないですよね。
誘われた女性達のひそひそ話、院長のいそいそとした行動が視界に入るとイライラした気分になっちゃいますよね。
では、どうしたらいいんでしょうね。

ひょっとかしたらですが、院長が誘ってるのではなく、事務の女性が、どうせならご一緒にという流れでそのような機会ができた、という事はないですかね。
仕事の内容でどうしても仲間意識というものはできるものです。
ランチにしても、事務の人達、看護士の人達、というグループはできていないですかね。
それなら、看護士の人達が誘われない、というのは自然の流れのような気がします。
となると、年齢もたまたまなんではないでしょうか。

なら、月に数回ですので、看護士さん達とのランチや飲み会を院長に提案してみたらどうなんでしょう。
不公平に感じているのなら、公平にしてもらうように働きかけてみるといいかもしれませんね。

といっても、全く検討違いかもしれませんね。
もしそうなら、誘われないとの事ですので、実際、誘われたら自分が行きたいのかどうかちょっと考えてみてはどうなんでしょう。
行きたいのなら、機会を作るのもいいのではないでしょうか。
行きたくないのなら、自分にとって、何がイライラする原因なのか、考えてみるのがいいのではないでしょうか。
イライラする感情は、自分が持った感情ですので、何か出てくるかもしれませんね。

子どもおらず老後が不安

今回も、中日新聞のねえねえちょっとに掲載された相談を考えてみたいと思います。
どうぞお付き合い下さい。

今回は、子宝に恵まれなかったご夫婦の奥さんの相談ですね。
何かと夫婦げんかになるようで、年を重ねて、若いころのようにいかないことも多くなり、老後が不安になるとのことです。
"趣味をもつ""仲間をつくる""一生懸命生きる"などと、頭では分かっているつもりですが、あくまでも理想だと思ってしまうようです。
子どももおらず、人間的に何か欠落しているのではないかと思い悩んでいる、とのことですね。

なるほど、子宝に恵まれなかったことで、色々と今までつらい思いをされてきたのではないかなと、個人的に思いました。
若い頃に描いていた人生プランと、今の現実が違うので、老後も不安になって、夫婦げんかも多くなるのではないでしょうか。
多分ですが、色々と人に相談したり、自分で調べたのが、どれもしっくりせず、理想だと思ってしまうのではないですかね。
正論は確かに正しいのですが、だからと言って、解決に結びつくかどうかは別問題ですからね。
ひょっとかしたらですが、子どもがいないことで、当たり前と思う事が出来なかった自分が何か欠落しているのではないかと、必要以上に自分を責めているのではないかなと、僕は感じました。

そうですね、現実を受け入れる、という事は、本当に難しく、困難なことだと思います。
それが出来たら、自分がこれからどうしたいのかと思えるのではないかと思います。
今は、まだ無い物ねだり妻、というPNが表す通り、受け入れきれていないのではないかと思います。
無いものを欲しいと思うのは、自然な事です。
自然な事ですから、そう思う自分を無理に否定しようとすると、自然ではなくなってしまいます。
本当に、受け入れれたら、不思議に思うかもしれませんが、自分で自ずと答えが出るものです。
その時には、人間的に何か欠落しているという不安も違った考えになっていると思います。

何かと夫婦げんかになるとの事ですが、自分一人だけが悩んでいるのではなく、ご主人も悩んでいるのかもしれません。
相手も悩んでいるのかもしれないと考えてみると、案外落ち着いて話しをすることができるものです。
老後を一緒に過ごすパートナーとして、お互いに話し合ってみてはどうでしょう。
身近な人こそ、自分が思ってる以上に理解していない事って、けっこう多いものです。
身近だからこそ、勝手な思い込みはよくあることです。
時間はまだたくさんあります。じっくりと時間をかけてみてはどうでしょうか。

物をためこみ片付けぬ母

今回も、ねえねえちょっとに掲載された相談について考えてみます。
どうぞお付き合い下さい。

相談内容は、この方のお母さんが、人がいらないというものをとにかくなんでももらってきて、家の中が物であふれてしまっているとのことです。
もらってくるものは、サイズの合わない服、自転車、棚、雑誌など色々のようです。
この方は、実家の近くに住んでいるので、何度か掃除や片付けもしているのですが、お母さんは不機嫌になってしまうみたいです。
お母さんを変えるのは難しいと思っていて、気にしなければ楽なのに、そう簡単ではないとのことです。
どうすればいいのか、何かできることはないのか、と悩んでいるとのことです。

これは本当にお困りですよね。
このまま続くと、現実問題、人が住む事が出来ない家になってしまいますよね。
最悪、あまりいい言葉ではないですが、ゴミ屋敷みたいになってしまう恐れもあります。
その心配もされているのではないでしょうか?
どうすればいいのか、途方にくれちゃいますよね。

さて、それでは考えてみましょう。
まず、気にしなければ楽との事ですが、現実的な問題があるので、気にしないという方法は出来ないのではないでしょうか。
このまま続くと、間違いなく近所の人達との問題になって、娘であるあなたに飛び火するのは間違いありません。
それがあるから、簡単ではないのではないですかね。
ですから、まずは自分のためにも、お母さんに働きかけるのがいいのではないでしょうか。
自分がいかに困っているか、このまま続けられるといかに大変な事になるか、話し合ってみてはどうでしょうか?
それで自分がいかに迷惑をかけているか気づいてもらえればいいのですが、止めない可能性もありますよね。
その時は、お母さんは他人とのコミュニケーションの手段として、物をもらってる可能性もあるかもしれません。
いらないものをもらってもらうと、その人に感謝の言葉を言いますよね。その言葉を聞きたい為になんでも引き受けてしまうのかもしれません。
ですから、言葉さえもらえれば後は必要ないので、片付ける事はしないのかもしれません。
もらうという行為自体を自分でも止める事が出来なくなってるのかもしれません。
こちらですと、ちょっと時間かかるかもしれません。

あとは、そのお母さんの行為を仕入れと考えるのもいいかもしれませんね。
自分たちがいらなくても、他の人にとっては欲しいものもあるかもしれませんので、例えばバザーとかフリマに出店してみるとかすると、案外いいかもしれません。
困った行為がいい行為に見えるかもしれませんよ。

相手を変える事は出来ません。
こちらから働きかける事によって、相手が勝手に変わるんです。
色々と働きかけてみて下さい。お母さんは変わると思いますよ。

同居の気ままな義母に困る

今回も ねえねえちょっと に掲載された相談を考えてみたいと思います。
お付き合い下さい。

内容は、ご主人と幼い息子さんと、義母との四人暮らしの方からの相談です。
義母は気ままに暮らしてきたようで、ご夫婦で使おうと買った"めおと茶わん"も、構わずに自由に使ってしまうみたいですね。
この方がつわりで気分が悪く、夕食の準備を頼んだら、"ばあちゃん、何もいらない"と言うとの事です。
協力してもらうには、どうしたらいいか、という相談内容です。

なるほど、気ままに暮らしてきた義母との関係で悩んでいるようですね。
せっかく使おうと買った”めおと茶わん”も使われちゃうと、あまりいい気分ではないですよね。
どうなんでしょう、自由に使われるのが嫌なんでしょうか、なら、自由に使われなければいいんでしょうかね。
例えば、家族一人一人食器を決めておけば使われる事もないのではないでしょうか。
予め決めておいても、構わずに使ってしまう、そんな事もあるかもしれませんね。
それなら、使われて嫌なものは、使われる前に使ってしまえば嫌な思いをすることもないですよね。
食事の用意が出来たら、自分で配膳すれば問題自体がなくなるのではないでしょうか。

食事の準備を協力してもらうには、どうしたらいいんでしょうかね。
頼むと、”ばあちゃん、何もいらない”と義母は言うんですよね。
まるで、子供が言ってるように感じませんか。
なら、子供にお手伝いを頼むようにしてみたらどうでしょう。
最初は、こちらからの協力してほしいという欲求を満たそうとするわけです。
ですから、まずば下手にお願いしてみて、仕方ないなと思ってもらうように仕向けるんです。
難しいかもしれませんが、やってもらえれば、まずは成功です。
後は、最後に、手伝ってもらった感謝の言葉と褒めるという行為が大事だと思います。
いくつになっても人から褒められると嬉しいものです。それを何度も繰り返すと、ひょっとかしたら、手伝うのが習慣となるかもしれませんよ。

兄が毎日夕飯に来る

今回も ねえねえちょっと に掲載された悩みについて考えてみたいと思います。
お付き合い下さい。

今回の内容は、別居中のお兄さんが四ヶ月前からお金に困り、毎日夕食を食べに来てる状況のようです。
この方は、両親と三人暮らしで、食事の支度はこの方がされてるようです。
更年期の症状と戦いながら大食いのお兄さんの食事に悩んでいるんですが、お兄さんは感謝の言葉もなく、横柄な態度をとり、やりきれず時に涙し、両親は見て見ぬふりをして、お兄さんを毎日家に呼ぶみたいです。
いつまで続くのか、つらい毎日を送ってるとのことです。

なるほど、ただでさえ更年期症状で苦しいのに、感謝の言葉もないとやりきれない気持ちになっちゃいますよね。
そんな状況なのに、一緒に暮らしている両親が見て見ぬふりをしてると感じてたら、余計つらいですよね。
ましてやそれがいつまで続くか分からないとなると、つらい毎日になっちゃいますね。
それでは、どうしたらいいんでしょう。

まずは感謝の言葉をもらうためには、どんな状況なのか、相手に理解してもらわないともらえないのではないでしょうか。
自分がこれだけ苦しんで食事の用意してるんだよ、と言葉で伝えてみてはどうでしょうか?
あなたが更年期の症状と戦いながら食事の用意をしてる事実を、お兄さんは気づいていないのではないですかね。
察するって、案外難しいものではないのかなって僕は思います。
自分の事を察してほしいという思いがある以上、相手にも同じように察してほしいという思いがあるからです。
それが満たされないなって感じたなら、状況を伝えるしかないですよね。
そうして、始めて状況は動き出すのではないでしょうか。
同じことは両親にも当てはまると思います。
見て見ぬふりとのことですが、両親があなたがつらい毎日を送っているのに気付いていないだけかもしれません。
言葉で伝えることによって、状況は動きだし、変化が起こると思います。
その変化によって、多分今の状況よりは少なくともいい状況になると思います。
その変化の中に、気分転換も時々入れる、もいいと思いますよ。

男性役員の誘い断るには

さて、今回も紙面に掲載された悩み事を考えてみたいと思います。お付き合い下さい。

内容は、子ども会の役員をされてる方で、会議後の飲み会などに出ていたら、他地区の男性役員に食事に誘われたり、旅行の土産を頂いたりするようになったみたいですね。
いつもごちそうしてくれるので出掛けていましたが、トラブルになっては困るので、これ以上の付き合いは避けたいと思ってるみたいです。
ただ、今さらどう断ればいいのか分からず、困ってる、とのことです。

なるほど、なかなか難しいですね。
実際に断わる方法は、簡単だと思います。
誘われた時に、ちょっと用事が、とか今はちょっと忙しくて時間を取れないとか、理由は作れば色々あると思います。
いつも出掛けていた、との事ですので、相手も付き合いがいいので、誘うのでしょう。
単純に、付き合いが悪くなれば、誘わなくなると思います。
誘っていい返事がこないとなると、新しい付き合いがいい人を探すでしょうから。
そうしたら、これ以上の付き合いの心配も、トラブルも起こらないでしょうから、目的は達成するのではないでしょうか。

ただ、それができない、もしくはしたくない、という思いもあるような気がしますね。
例えば、付き合いが悪い人だと思われたくない、とか。
それなら、ごちそうされなければいいのではないでしょうか。
自分の分は、自分で出す、自分の付き合いも自分で選択する、お金を出すだけの付き合いの価値が自分にとってあるのかどうかの判断基準になると思います。
出してもらえるから行くですから、出してもらえないと行かない、となるような気がしますが、どうなんでしょうね。

義母に夕食に呼ばれるのが苦痛

今回も ねえねえ ちょっとに掲載された相談を考えてみたいと思います。

内容は、結婚前からご主人と一緒に暮らしていた時に、義母は最初の頃、この方をなかなか受け入れてくれなかったみたいです。
ところが、初孫が生まれてから態度が一変し、毎週一、二回、夕食に呼ばれるようになった、とのことです。
義母の前で明るく振る舞っていますが、以前の冷たい態度と表情が会うたびに頭をよぎり、複雑な気持ちでとても気を使い、
週一回でも夜遅くまでご主人の実家で過ごすのが苦痛とのことです。
せめて月一回にしてもらうには、どう伝えたらいいのか、という内容です。

なるほど、過去に自分にとって嫌な態度を取った人って、なかなか割りきって付き合うって難しいですよね。
それなのに、その人の前で、明るく振る舞うって、本当に気を使いますよね。
嫌な場面って、いつまでも引きずってしまいますからね。
それが解消できれば、気を使う事もなくなりますものね。
でも、今回は、夕食に呼ばれる回数を月一回にしてもらうように伝えたい、とのことですね。
なかなか難しいですね。
文面から察すると、単純に週二回だと月八回、週一回でも月四回となりますものね。
それが月一回となると、なにか違う問題に発展しそうな気も個人的にはしちゃいますね。
まあ、それはさておき・・・。
やはり、角がたたないように伝えるのがいいのではないでしょうか。
相手の好意によって、自分がどうなっちゃうから、それを少なくしたい、ではどうなんでしょう?
気を使われていますので、相手も立てる事も出来ると思います。
相手も、自分の好意を立ててもらってもらってますので、納得しやすいのではないでしょうか。
苦痛に感じてるなら、早めに解消したいですよね。

うつ病の母に高圧的な態度の父

今回も、中日新聞のねえねえ ちょっとの内容を考えてみたいと思います。

今回の内容は、この方のお母さんがうつ病を患っているとのことです。
お母さんの面倒を、朝と晩はお父さんが見て、昼間は長女のこの方とお母さんの友人が来て見て、夕食は介護食で賄っているとのことです。
お父さんは"早く良くなってくれないと困る"と言い、態度も高圧的で、お母さんはお父さんに気を使い、気持ちが休まらないようです。
お父さんは福祉車両が家の前に止まるのが嫌で、デイサービスも頼まないとのことです。
それなのに”長生きしてほしい”とお母さんに言うとのことですが、この方は、そのような接し方では、お母さんがびくびくしながら長生きすることになって、お母さんが気の毒だと思ってる、とのことです。

なかなか難しい問題ですね。
今までがんばりすぎちゃって、お母さんはうつ病を患ってしまったんではないですかね。
今までがんばりすぎちゃった分、心身共に十分な休息を取るのが、良くなる方法だと思います。
元々がんばりすぎちゃう人には、それはそれで難しいでしょうし。
家族のサポートが大切になってきますよね。
で、案外気づかないものなんですが、実はサポートする家族も気をつけないとストレスを抱え込んじゃうんです。
お母さんには、今は十分休息をとってもらう、
と同時に、サポートする自分達も、息抜きをしながら、サポートをする。
急がば回れ、と言いますが、サポートする姿勢としては、そのような考え方で接するのがいいんではないでしょうか?
お父さんは、早く良くなってほしいという気持ちが強すぎて、ついつい高圧的に接してしまうんではないんですかね。
長年連れ添っているお母さんのそんな姿を見るのが辛い、忍びない、と思っているのかもしれません。
そんな時こそ、急がば回れ、です。
人は、自分の事はけっこう分からないものです。
お父さんが急いでそうに感じたら、さりげなく、フォローしてみるのもいいかもしれません。
気持ちに余裕ができたら、ひょっとかしたら、高圧的な態度ではなくなるかもしれません。
本心は、長生きして欲しいに現れているような気がします。
この仕事をしていると、つくづく世の中に偶然はなく必然なんだって思い知ります。
今まで家族として頑張ってきた分、ちょっと一息入れるタイミングだったのかもしれません。
ほっと一息入れてみると、今まで見えてなかったものが見えてくるかもしれません。
それが見えてきたら、家族として、今よりもっといい関係になるかもしれませんよ。

相手に真剣に伝える

人は一人では生きていけません。
そんなことないって意見もあるかもしれませんが、必ずどこかで誰かと繋がっているものです。
生活がなりたっているのは、どこかに属しているからです。
誰かと繋がっていたい、と思うのかもしれませんね。

でも、属する以上、思い通りにならないことも出てきます。
そんな時、今までの人間関係をリセットしたい、と思われる人もいますよね。
今までの自分が嫌で、心機一転新しい環境でやり直したい、考えることあるんではないでしょうか。
そんな時に、連絡手段を絶つ、という手段を使う方もいるんではないでしょうか。
手っ取り早く番号とアドレス変えちゃえば、煩わしい人間関係に悩む事なくなりますものね。
確かに対策としては、利にかなってますよね。
他人同士だと、いい悪いは別として、本人さえよければその対策でいいんではないでしょうか。
相手もそこまで執着することはよっぽどないでしょうから。お互い様でしょうし・・・。
でも、家族に同じ事をしてしまうとどうなんでしょう?

確かに、連絡つかないようにするほど、追い詰められてたかもしれません。
しかし、ちょっとだけ考えて下さい。本当にほっといてくれるんでしょうか?
もしくは、本当にほっといてもらいたいんでしょうか?
関係が近ければ近いほど、許せないことは多くなってくるものです。
そこにはどうしても"甘え"というものが存在するからかもしれません。

連絡手段を断たれた家族はどうするんでしょう?
関係を断ってくれるんでしょうか?
それはないですよね、そうしてくれるなら追い詰められる事なかったわけですから。
確かに、今まであなたが望んでいた関係性、距離感ではなかったのかもしれません。
逃げたくなるほど追い詰められていたことに気づいてくれなかったのかもしれません。
本当に助けて欲しかった時に、助けてくれなかったのかもしれません。
すごく悩んだんでしょうね、すごく苦しかったんでしょうね。
それを伝える、という意味でも連絡手段を絶ったのかもしれません。

同じ苦しみを、連絡手段を断たれた家族は味わっているんではないでしょうか?
それを伝える、関係を修復したいという連絡手段もないので、ずーっと苦しみは続くので、より深くなるかもしれません。
本当に、そこまであなたは相手を苦しめたいんでしょうか?

人は過ちを犯す生き物です。と同時に自分の過ちに気づいて正す事が出来る生き物でもあります。
対して、許す、という事もできる生き物です。
どうせずーっと続いていく関係なら、お互いにいい関係のほうがいいですよね。
今まではいい関係ではなかったのかもしれません。
今までは今まで、これからはこれから、です。
もちろん、わだかまりはあると思います。
それも、お互いに真剣に話し合うと、歩み寄ることが出来ると思います。
歩み寄るということは、わだかまりも同時に解消されているものです。
踏み出す一歩、とんでもなく困難な一歩だと思います。
自分には無理だ、と思うかもしれません。
そんな時は、自分には(今は)無理だ、と考えて見てください。
今はまだその時ではないのかもしれませんが、いずれその時がくるかもしれません。
その時がきたら、あなたの一歩で、もう一度、あなた自身も、そして家族にもやり直す機会を与えて下さい。
きっと今度はうまくいく、と僕は信じています。

長男一家の帰省順に納得できず

今回も ねえねえちょっとの相談を考えてみようと思います。

相談内容は、この方の一人息子さんの家族がお正月に東京から帰省するとのことです。
最初は、この方の家に泊まる予定だったようですね。
それが、先日連絡があり、元旦に奥さんの実家の本家に行くことになったので、夕方に変更になったとのことです。
この方は、奥さんの実家ならともかく、奥さんの実家の本家に行く事が理解できないみたいですね。
自分の娘なら、”まず夫の家に年始のあいさつに行ってからにしなさい”と諭すと思うとのことです。
この方は、自分の考え方が古いのでしょうが、夫婦そろって割り切れない気持ちでいる、との相談内容です。

息子さん家族が泊まられるの楽しみにしてたんでしょうね。
それがいきなり、一方的に帰省順を変えられ、夕方になっては納得できないですよね。
さて、本当に難しいですよね、"家"の問題って。
どちらかを立てるとどちらかが立たず、となりますものね。
どうなんでしょう、元々は帰省順は決まっていたわけです。
それが、最近になって、変更になった。
息子さん夫婦の間でも、色々話し合われたんではないでしょうか。
そして、今回、順番が入れ替わったとの結論に至ったわけです。
それが、どうしても受け入れられなくて、割りきれないんですよね。
では、その気持ちを冷静に、相手に伝えてみてはどうでしょうか?
無理に納得しようとするから、割りきれないのではないんでしょうかね。
話し合いをしてみて、ちょうどいい着地点をお互いに見つけれると思います。
これからずっと"家族"として関係は続いていくんです。
長い目で見てみて、じっくりと話し合ってみたら、色々な発見があるかもしれませんよ。