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”自由なこころの空間”を提供する カウンセリングルームです

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何事にも目的がある

ルール、決まり事って好きですか?
なんて聞かれて好きって答える人ってそれほどいないんではないでしょうか?
まず、質問のニュアンス的に否定的答えを期待している気がしちゃいませんか?
だからなんとなく、流れを読んで否定しとこっかみたいな感じで答えちゃうとこってありませんかね。
まあ実際、書いてる本人である僕自身が認めてますからその通りなんですが・・・。
あとはまあ個人的に他人に縛られるってあまり好きな人っていないような思い込みですかね。

少し脱線しちゃいましたが、本題に戻すと、ルールとか決まり事ってめんどいってどうしても思っちゃうんですよね。
なければなくてもいいものもあるとは思うんですが、それはあくまでも個人的見解であって、ルールを設定した側にはもちろん、目的があったはずなんです。

そもそも何も問題がなければ、ルールとか決まり事って必要ないから存在すらしないんではないんでしょうか。
よくいう、良心、道徳心、一般常識に頼るみたいな感じですかね。
まあこれも個人的見解ですが、その考え方も後々は揉め事を誘発するとは思うんですが・・・。
人それぞれ価値観違いますからね。

で、結局のとこ、守れない、トラブルが多い等々でルールとか決まり事ができちゃうわけなんです。
仕方ないことなんですよね、めんどい事なんですけどちゃんとした目的があるんです。
当たり前すぎて意識すらしないですが、交通ルールとかそうですよね。
となると、守りさえすれば問題は起きないはずなんです。
大事なんですよね、ルールとか決まり事って。
めんどいですけど。

さて、実はこれを言いたかったのですが、めんどくさい人っ周りにいませんか?
本人は自覚できませんが、他人からみるとそう感じる人っていますよね。
という僕もめんどくさい人間だと自覚しています。まあ自覚してますんで許してねってとこですかね。
その人にはその人なりのルールとか決まり事があるんです。
というか、それがなければその人は困ったことになっちゃうんです。
ですから、仕方ないことなんです。

そう考えたら、少しだけ許せちゃう気になりませんか?

誉められると感謝の違い

個人的なことですが、誉められる事が実は昔から苦手です。
自分にとって、当たり前の事を、当たり前にしてるのに、なぜ誉められなければならないのか、どうしても根っこの部分で分からないからです。
自分がやりたいことを自分勝手にやってるだけなのに、
「偉いねえ」
なんて言われるとどうしても反発心が出てきます。
”いやいや、偉いことなんか、何もしてないし”
と、思った通り反論したり、
”ありがとうございます”
と、社交辞令で交わしたり、
おちゃらけた態度を取ったり、と使い分けています。

まあ、誉めるという行為事態が、相手主体の行為ですから仕方ないことなんですが、やはりどうしても苦手ですね。

ですが、感謝の言葉は僕にとってはとても嬉しいものです。

「話してて、楽になった」
「頭痛も収まったし、なんか重たいものが取れた気がする」

高校時代から通っている美容院の先生から言われました。

カウンセラーとして、クライエントさんに言われるのも嬉しいものですが、プライベートで言われるのはまた格別ですね。

僕にとって、カウンセラーになってよかったなあって思えた一日でした。

 

残る言葉

久々にですが、けっこうな風邪をひいてしまいました。
40度近くまで熱が上がったのは10年ぶりぐらいですかね。
元々扁桃腺が弱く、学生時代とか笑い話になるタイミングでよく熱を出して、周りの人逹に看病とかしてもらってました。
ホント迷惑ばかりかけてましたね。

で、今回はある人に言われた言葉を思いだしました。

「馬鹿だから体調管理できないから風邪をひくんだ」

何を屁理屈言ってるんだと思いましたが、僕には全く出てこない言葉でしたね。
悔しいながら、確かにと、妙に納得もさせられました。

自分の中から出てこないものは、僕の場合ですがまずは反発心が出てきます。
多分、悔しいんでしょうね。
それから受け入れるかどうか判断します。
といっても、自分にとって想定外のことは大抵受け入れていると思います。
想定内のことは正直全く残りません。
あ、やっぱりね、ってとこで終わりです。

僕にとっての、新しいものが生まれるというのはこれが基本なのかなと思います。
もちろん、あくまでも僕個人の思考であって、人それぞれだと思います。
というか、人それぞれだからこそいいのではないでしょうか。

自分とは違うからこそ受け入れて、新しいものを生み出してみませんか。

素直が一番

素直が一番、よく言われますよね。
実際、素直な相手に対応する時って、素直でない相手と対する時と違う対応しませんか。
僕はどうしてもしちゃいますね。
どうもダメなんですよね、どうしても見え見えな気がしちゃって。
余裕がある時はいいんですが、余裕がないとどうしても塩対応しちゃいますね。

自分がこうだからというわけではないのですが、対人関係を円滑にするには素直な対応ってとても重要です。

その場で終わる、ずっと引きずる、ちょっとした心遣いでその後の関係も違ってきます。

悪いことしたなぁって思うなら、下手な小細工をするより素直に謝る方が断然効果的です。
どうしてか、それは相手がスッキリするからです。
確かにその場はけっこうキッツいかもしれませんが、感情を吐き出させればそこで終わります。
仕方ないなあと諦めて、素直に謝ってみませんか。
ちなみに素直に従うではないですからね。
従うって時点で素直とはかけ離れちゃってますからね。

いつもと違うことをしてみる

毎年恒例ですが、今年もインフルエンザの予防接種を受けてきました。幸いなことに、今まで一度もインフルエンザになったことはないのですが、予防接種って一度受けると気分的に受けないとかかりそうって思っちゃいます。本当につくづく不安って自ら作り出すものなんですね。

毎年同じ病院で受けていて、去年はすごく混雑していて午前中つぶれちゃいました。この後予定が色々あるので、今年は早めに病院に行ったら、10時前には終わっちゃいました。予想外に時間に空きが出来ちゃって、ちょっととまどっちゃっています。

さて、それではタイトルの内容です。一体なにをしたのか。

僕は基本用がない限り知らない人とは話しません。知らない人に勝手に話しかけられて煩わしく思った事があるからです。面倒に巻き込まれたくないので、やたらめったら他人に関わろうとはしないですね。

でも、今日はなんとなくお医者さんに自ら話しかけてみました。予想以上に早く呼ばれたし、いつもと違うことしてもいいんじゃない、なんて思ったかどうかは定かではありませんが。といっても、ちょっと疑問に思った事を聞いてみただけですが、看護士さんも巻き込んで聞いた事以上に興味深い話を教えてもらえました。

その後、いつもと違い、なんとなくですがそのお医者さんと看護士さんの僕に対する対応が柔らかくなったように感じました。
さりげない、ほんのちょっとしたコミュニケーションって本当に大事なんだなぁって、いつもと違うことをしてみて、つくづく感じました。
気分も悪くないですしね。

投影〜前回の続き〜

さて、今回は前回のねぇねぇちょっとの内容を心理学用語を使って、検証したいと思います。非常に分かりやすいと個人的に思いますので、是非お読み頂ければ幸いです。

投影という心理学用語があります。どのような内容かというと、書いて字のごとく”影を投げる”、つまり”自分が持っている不快な思考や感情を吐き出し、相手に投げる”となります。

あるものはある、ないものはない、当たり前ですよね。では、相手が思っていないことを自分が感じているっておかしいですよね。ないのにあるんです。もちろん、相手が気を使い、本当の事を言わないってのもありますが、相手の心が読める超能力者でもなければわかりません。

前回の内容に、”お酒好きな人は、私と一緒だと楽しめないのでは”と気になります、とありました。

実際、事実は確かめないとわからないんです。わからない以上、ないんです。では、楽しめないのでは、というのはどこにあるんでしょう。自分の中に、ですよね。自分が楽しめさせられない、と置き換えてもいいかもしれません。

“とりあえずビール”も苦手。苦手という後ろめたさのような感情が、周りと違うという違和感を感じているんです。

周りが違和感を抱くのではなく、自分が違和感を感じているんです。勝手にとつけると分かりやすいかもしれませんね。

弱くても好き、そんな自分をありのまま受け入れ、周りにも確認し、受け入れてもらう。まぁ、自分が思っている以上に周りは気にしていないものなんですが、確認をとり、自分自身納得できればいいのではないでしょうかね。

弱いが飲み会行きたい

今回も、ねぇねぇちょっとの質問を考えてみたいと思います。内容がなかなか興味深く、解りやすく心理学用語も説明できると思いますので、今回は質問を考え、次回に心理学用語を交え説明等してみたいと思います。知識としてあるだけでも色々なケースに対応できるのではないかと個人的には思います。それでは、お付き合い下さい。

お酒は弱い方ですが、飲み会は好きな会社員の女性です。誘われれば行きますし、自分から企画することも。友人や同僚は酒豪が多く、”お酒好きな人は、私と一緒だと楽しめないのでは”と気になります。一杯目の”とりあえずビール”も苦手。周りに違和感を抱かせることなく、ビール以外を注文する方法はありますか。

さて、周りに違和感を抱かせることなく、ビール以外の注文をしたい、と望んでるわけですが、周りを巻き込んでしまうのはどうでしょうか。つまり、お酒の注文は自分で取りまとめ、こっそり店員さんに自分のだけノンアルコールビールにしてもらうように図ってもらう、です。お客商売ですから、店員さんも仕事として対応してくれるでしょうし、周りも気づかないのではないでしょうか。気づかなければ違和感も感じませんしね。

そのままの自分を相手に受け入れてもらう、そのままの自分を自分で受け入れる、というのもあります。お酒が苦手でも飲み会が好き、そんな自分に本当に周りは違和感を感じているのか、実際聞いて確かめてみるのもいいのではないでしょうか。多分ですが、誘われるという事実があるので周りは気にしていないような感じがします。それが出来たらすごく楽になるのではないでしょうか。ここは次回にはもう少し詳しく触れてみたいと思います。

しかし、少しだけ気になることがあります。お酒は弱い方との事ですが、一杯目も苦手という点です。もしかするとですが、体質的にアルコールを受け付けないということはないでしょうか。昔聞いた話しですが、アルコールを分解する酵素だったかそんなものがあるかないかって個人差があるそうです。元々アルコールって毒みたいなものですから、分解する酵素を持ってる動物である人間だけが嗜めるって、中学時代に塾の先生であるお医者さんが言ってました。違っていればいいのですが、少し気になりましたので触れておきます。

さて、それでは次回は心理学用語を交えて検証したいと思います。

予言の自己実現

予言の自己実現という概念があります。予言というとなんか物々しいイメージですが、簡単にいうと、他人の言葉に乗せられるってとこですかね。

例えば、お医者さんが処方した薬がただのビタミン剤でも、個人によっては思わぬ効果をあげるなんてこともあります。個人差を生じさせるのは受け取り手次第なんですよ。自己実現ですからね。

誉められて伸びる、なんてよく言われますが、誉められることによって自信を持ち、さらに自身が成長していく、それもまた自己実現です。

とまあ、良い方に働くのもあれば、逆もしかりです。悪い方に働くのもあります。

あぁやっぱりね、なんて後で言われちゃうのが悪い方ですね。悪い予言を成就させちゃってますから。悪い評価だと、自信喪失しちゃてどんどんその通りに自己実現しちゃいます。

どうせ同じ自己実現なら、悪い予言を変えたりませんか。他人の評価なんてあとからついてくるものですし、いちいち気にしてたら切りがありません。全部同じになるなんてことはありえません。必ず反対意見は出ているはずです。バランスを保つために。ただ、それを見落としているだけです。

自信喪失しちゃうとオドオドしたり、ビクビクしたり受け身に回っちゃて自ら行動できなくなっちゃいます。まずはできることをちょっとずつやってみましょう。マイナスからプラスに転じるのは思ってる以上に難しいものではありません。できたというちょっとした自信さえあれば、あとは自己実現あるのみです。

なかなか禁煙できない

今回のねぇねぇちょっとの相談内容はカウンセラーとしてだけでなく、僕個人の経験があるので、経験談として書かさせてもらいます。それを考慮に入れて読んでもらえたら幸いです。

それでは、相談内容を書かさせてもらいます。

十年来の喫煙者。健康を考慮して禁煙したいと思いながら、なかなかできません。休日は吸わずに過ごせます。吸いたいとすら思いません。でも仕事などでイライラしたときなどは手放せなくなります。精神的に依存している状態だと思いますが、断ち切る方法はないでしょうか。

まずは、僕自身の喫煙経験を書かさせてもらいます。あくまでも個人的体験ですので、参考程度で読んで下さい。

僕も学生時代から喫煙していて、多い時には二時間で一箱吸った時もあります。この時はその場の雰囲気がどうしても耐えられなくて吸わざるえない状況でした。でも、周りの喫煙者が言うような吸わないとイライラするなんてのは全くなかったです。ですからニコチン依存症というのとは全くの無縁でしたね。

煙草が嫌いな人がいれば吸わなくても平気でしたし、家では基本的に煙草は吸わなかったですね。煙草の匂いが嫌いだったんですよ。知り合いが来た時は仕方なく吸ってましたが、自分だけの時は全く吸いませんでした。部屋が臭くなるのが嫌だったんです。わがままだとよく言われましたが・・・。

煙草の匂いが嫌でしたから、いずれ吸う煙草も人とはちょっと違ってきました。最終的にはそれが原因で、飲み会でも吸えなくなりました。お酒と煙草は付き物だ、なんて思っていたんですが、僕の勘違いだったようで吸わなくなっても全然平気でしたね。

プライベートの付き合いでも吸わなくなり、必然的に吸う場所は職場の休憩中のみ。職場ですからもちろん平日だけ。朝と昼の一日二本。それがいずれ朝の時間の一本だけ。それが数年続きましたね。一日一本だけですから禁煙する必要性も全く感じませんでした。お金、健康、気にする必要なんて全くないですから、ある意味、大人の嗜みなんて思ってたぐらいです。

それが吸わなくなって二年以上になります。きっかけは環境の変化です。職場の喫煙場所が変わって僕にとってのメリットが全くなくなったからです。ある日を境にピタッと吸わなくなりました。感覚的には禁煙したではなく、吸わなくなった、ですかね。今も全く苦にもなりません。

さて、それでは、相談内容を見てみましょうか。似かよってるとこ多いと思いませんか。ちなみに投稿者の方のお名前は、喫煙者なのに副流煙は嫌、さんです。

この方は仕事のストレスで喫煙をしているわけです。ニコチン依存症ですとちょっと難しいですが、文面から判断するとその心配はなさそうですね。

ストレス対策として喫煙しているのですから、イライラのストレスの原因に向き合わなければ禁煙は難しいでしょう。

ですが、イライラを掘り下げていき、仕事上の何にイライラしているのか、そしてそのイライラの原因と向き合い、ちゃんとした対策をとれば喫煙というストレス対策は必要なくなり、禁煙どころか、喫煙する必要すらなくなると思いますよ。

判断基準を使い分ける

さて、まさか前回の続きを書く事になるとは思いもしませんでしたが、パソコンが入院するかどうかの決断をする事態になってしまいました。

といっとも、僕の中では既にほぼ決まっていて、入院して直してもらう方向になっています。

その判断基準はなにか、それは以前経験したかどうかという要因は大きいですね。

前のパソコンなんですが、ハードディスクが損傷して大変な思いをしました。

今回はシステム上のトラブルだったんですが、リカバリーして元に戻す作業中、見たこともないエラーメッセージが出てしまいました。

調べてみると、ハードディスクの損傷に関するエラーメッセージでした。

一度痛い目にあうと、人は学習し、同じ事にならないよう対処します。

電化製品等、機械関係は不具合が出た以上いずれ壊れます。ですから、遅かれ早かれ修理が必要になります。

なんとかなるか、なんて曖昧なものが一切入り込む余地がないんです。判断を鈍らせて取り返しのつかない状況を作るのはやはり人なんですよね。

修理するしかない、ですね。

さて、これは機械関係のトラブルだから単純で分かりやすいですが、人間関係に関してはそんな単純ではありません。

以前経験したかどうか、それを判断基準にしがちになりますが、人が絡んでくるとあくまでも同じようであって、同じではないんです。

時、人、場所が違ってる以上、状況が似通っているだけであって、同じはずありません。

ですが、以前痛い目にあっているので同じ思いをしたくないと思い、過剰に反応してしまいます。

それに相手も反応してしまいます。関係性というのはお互いに作り上げていくものだからです。

お互い様状態なんです。ですから、もしどうにかしたいなら、まずは自分から動くしかありません。どうにかしたいから動けるのであって、どうにもしたくないなら動かないですよね。

最終的には自分にとって納得のいく距離感に落ち着きますが、トラブルは少ないほうがいいですよね。