一度根付いた習慣を変えるのはなかなか大変な事です。
だって、自分に適した行動だから根付いたわけですから、それを変えるなんて考えただけでも大変ですよね。
でも、変えなければならない事が起こるんです。
それを変えれるかどうかで周りの環境もまた変化していくんです。
なんて、ちょっと固い文章になってしまいましたが、例えば朝起きるなんて行動を考えてもらえばいいです。
仕事、学校、家事、一日の始まりに基づいて起きる時間は人それぞれ違いますが、起きる時間はその人の一番適した時間なわけです。
他人から見てみると、早すぎるとか遅すぎるとかあると思いますが、だからといって変えないですよね。
だって、自分に適した時間ですもんね。
もちろん、問題がなければ、ですよ。
遅刻ばっかりしていて、起きる時間をそのままにしていたら、遅刻という問題行動はなくなりませんよね。
遅刻という問題行動をなくすためには、今までの起きる時間を早くするしかありません。
早く起きる為には、就寝時間も見直さなければならないかもしれません。
だって、自分に適した時間に合わせるということは、たった一つの行動だけでなく、他にも連動した行動を見直さなければ根付かないからです。
睡眠時間の減少によって、新たな問題行動が出たら目も当てられませんよね。
で、もし、睡眠時間の減少によって問題行動が起きてしまったらどうしますか?
早く起きるように言われたから問題行動が起こったんだ、なんて言います?
いやいや、言わないですよね、さすがに。
何言ってんだ、で終わっちゃいますよね。
睡眠時間の確保もして、新たな起床時間の習慣が根付くわけです。
さて、個人的な話しですが、僕の起床時間は仕事の時間に対してめちゃめちゃ早いです。
さらに15分早くし、その生活もはや3ヶ月が過ぎました。
理由は至極シンプルです。
混むのが嫌、待つのが嫌、ただそれだけです。
でも、自分に適しているから根付いています。
行動には、目に見えないですが、その人にとっての理由、意味があります。
問題行動をどうにかしたいなら、見えない理由を聞いてから対処しましょう。